線量率操作による放射線重合反応の制御,3; 流通式槽型反応器におけるon-off制御の理論的考察および実験結果

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 線量率操作による放射線重合反応の制御,3; 流通式槽型反応器におけるon-off制御の理論的考察および実験結果
• Author/Editor: 橋本 昭司; 川上 和市郎; 明畠 高司
• Author Heading: 橋本 昭司; 川上 和市郎; 明畠 高司
• Publication Date: 1974-08
• Publication Date (W3CDTF): 1974-08
• Alternative Title: A Study on Reaction Control of Radiation Polymerization by Dose Rate Regulation,Part 3
• Periodical title: JAERI-M 5825
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): MMAの放射線重合において、線量率のon-off操作による反応制御の検討を理論、実験の両面から行なった。解析は活性種濃度に擬定常状態が成立する場合について行ない、主として流通式槽型反応器における反応の制御性、また制御条件の生成ポリマー重合度分布におよぼす影響の検討を行なった。その結果、次の結論を得た。1)反応温度は線量率の変化に迅速に追従し、線量率操作により質の良い制御が可能であること。2)線量率のon-off操作により反応温度を設定温度Tsなる値に制御するためには、on、off時の線量率をI$_{H}$、I$_{L}$とすればI$_{H}$$>$I$_{S}$$>$I$_{L}$でなければならない。ただしI$_{S}$は連続照射によりTsに等しい定常操作温度を与える線量率である。 3)むた時間を伴なうon-off制御では照射はI$_{H}$とI$_{L}$による周期的な照射となる。4)生成ポリマーの重合度分布はI$_{H}$toI$_{L}$およびI$_{S}$の値によって単一のピークを有する分布から二つのピークを有する分布へと変化する。
• Source: /JAERI-M-5825.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-M-5825.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: MMAの放射線重合において、線量率のon-off操作による反応制御の検討を理論、実験の両面から行なった。解析は活性種濃度に擬定常状態が成立する場合について行ない、主として流通式槽型反応器における反応の制御性、また制御条件の生成ポリマー重合度分布におよぼす影響の検討を行なった。その結果、次の結論を得た...