放射性廃棄物セメント固化体の安全評価; 1,セメント固化体からの137Csの浸出

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 放射性廃棄物セメント固化体の安全評価; 1,セメント固化体からの137Csの浸出
• Author/Editor: 江村 悟; 松鶴 秀夫; 比佐 勇; 関 晋
• Author Heading: 江村 悟; 松鶴 秀夫; 比佐 勇; 関 晋
• Publication Date: 1974-07
• Publication Date (W3CDTF): 1974-07
• Alternative Title: Safety Evaluation for Radioactive Waste-Cement Composite Materials; I,Leaching of 137Cs from Solidified Cement Blocks
• Periodical title: JAERI-M 5779
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 放射性廃棄物セメント固化体の海洋処分にあたって、その安全性を評価するため、固化体から$^{1}$$^{3}$$^{7}$Csの環境水への浸出性を調べた。浸出試験は、IAEAの暫定指針にもとずいて、BWRおよびPWRの模擬再生濃縮廃液-セメントペーストならびにモルタル固化体を用いて行なった。浸出比は、廃液-セメント比、塩濃度、$^{1}$$^{3}$$^{7}$Cs添加量、骨材添加量、浸出水の種類と温度、養生期間について求めた。浸出試験結果をまとめると、(1)BWRの廃液に対しては、高炉C種セメント、PWRの廃液には普通ポルトランドセメントを用いることによって耐浸出性は向上した。(2)一般に、廃液-セメント比ならびに廃液塩濃度の滅少によって浸出比は低くなった。(3)浸出水温度が低い場合、着生期間が浸出性におよぼす影響は比較的大きい。(4)ゼオライトを添加することによって$^{1}$$^{3}$$^{7}$Csの浸出性は、著るしく改善された。
• Source: /JAERI-M-5779.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-M-5779.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 放射性廃棄物セメント固化体の海洋処分にあたって、その安全性を評価するため、固化体から$^{1}$$^{3}$$^{7}$Csの環境水への浸出性を調べた。浸出試験は、IAEAの暫定指針にもとずいて、BWRおよびPWRの模擬再生濃縮廃液-セメントペーストならびにモルタル固化体を用いて行なった。浸出比は、...