Hg-197,203の製造,3; 交換反応を利用した大量金属水銀の標識

• Material Type: 文書・図像類
• Title: Hg-197,203の製造,3; 交換反応を利用した大量金属水銀の標識
• Author/Editor: 山林 尚道; 小野間 克行; 本石 章司; 山本 晧靖; 伊藤 太郎
• Author Heading: 山林 尚道; 小野間 克行; 本石 章司; 山本 晧靖; 伊藤 太郎
• Publication Date: 1973-07
• Publication Date (W3CDTF): 1973-07
• Alternative Title: Production of Mercury-197,203(III) Labeling of a Large Quantity of Metallic Mercury by Means of the Heterogeneous Isotope-Exchange Reactor
• Periodical title: JAERI-M 5320
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 放射性水銀$^{1}$$^{9}$$^{7}$$^{、}$$^{2}$$^{0}$$^{3}$Hgを含む水溶液と金属水銀との非均一系における同位体交換反応を利用して、大量の金属水銀を$^{1}$$^{9}$$^{7}$$^{、}$$^{2}$$^{0}$$^{3}$Hgで標識する技術を確立した。同位体交換反応の最適条件は$^{1}$$^{9}$$^{7}$$^{、}$$^{2}$$^{0}$$^{3}$Hgを含む0.07mol/l以下の硝酸水銀(II)-1N硝酸溶液と金属水銀の接触であった。この条件下で混合した場合、金属水銀と水銀イオンとの交換反応は10分間以内に平衡に達し、放射性水銀の金属水銀への移行率は99\%以上であった。副反応として、硝酸第二水銀は硝酸第一水銀となり、溶液はさらに強い酸性を呈した。金属水銀中の水銀の自己拡散を検討し、計算で自己拡散係数を推定した。金属水銀は撹拌下で非常に速く均一混合されたが、撹拌容器が複雑になると均一混合に多くの時間を必要とした。これらのことを考慮して混合、定量分取装置を製作し、$^{1}$$^{9}$$^{7}$Hg400mCiと5kgの金属水銀を処理し、1本当り$^{1}$$^{9}$$^{7}$Hg8mCi-水銀96gを含む製品を定常的に生産している。
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 放射性水銀$^{1}$$^{9}$$^{7}$$^{、}$$^{2}$$^{0}$$^{3}$Hgを含む水溶液と金属水銀との非均一系における同位体交換反応を利用して、大量の金属水銀を$^{1}$$^{9}$$^{7}$$^{、}$$^{2}$$^{0}$$^{3}$Hgで標識する技術を確立した。同位...