放射線照射による無菌動物用飼料の殺菌

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 放射線照射による無菌動物用飼料の殺菌
• Author/Editor: 伊藤 均; 飯塚 広; 佐藤 友太郎
• Author Heading: 伊藤 均; 飯塚 広; 佐藤 友太郎
• Publication Date: 1973-05
• Publication Date (W3CDTF): 1973-05
• Alternative Title: Sterilization of Laboratory Animal Diets by Ionizing Radiation
• Periodical title: JAERI-M 5249
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 無菌動物およびSPF動物用飼料の滅菌にCo-60$\gamma$線照射を応用する目的で本研究を行なった。固型飼料の場合は1.5Mradまでは菌の生残が認められたが,2.0Mradではチオグリコレー卜培地による生残菌の検出は認められなかった。固型飼料中の微生物で高線量照射しても多く生き残っていたのはBacillusなどの有芽胞細菌が中心で、その他球菌などのグラム陽性菌、グラム陰性の連鎖状桿菌なども高線量照射飼料から若干検出された。また医療品の放射線殺菌のマーカー菌として使用されているBacillus pumilus E601およぴStreptococcus faeclum A$_{Z}$-1の乾燥状態での完全殺菌線量は2.5Mradであった。しかし無菌動物用飼料の完全殺菌線量としては飼料の殺菌曲線より求めた2.5~3.5Mradが妥当であると考えられる。なお、本研究は原研高崎研究所とオリエンタル酵母(株)、三共(株)の三者によって共同研究が行なわれた時の原研側が分担した飼料の$\gamma$線照射による滅菌効果についての報告である。
• Source: /JAERI-M-5249.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-M-5249.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 無菌動物およびSPF動物用飼料の滅菌にCo-60$\gamma$線照射を応用する目的で本研究を行なった。固型飼料の場合は1.5Mradまでは菌の生残が認められたが,2.0Mradではチオグリコレー卜培地による生残菌の検出は認められなかった。固型飼料中の微生物で高線量照射しても多く生き残っていたのはB...