ニッケル基合金中のホウ素,銅,タンタルの吸光光度定量法

• Material Type: 文書・図像類
• Title: ニッケル基合金中のホウ素,銅,タンタルの吸光光度定量法
• Author/Editor: 樋田 行雄; 永井 斉; 関根 敬一; 大西 寛
• Author Heading: 樋田 行雄; 永井 斉; 関根 敬一; 大西 寛
• Publication Date: 1973-01
• Publication Date (W3CDTF): 1973-01
• Alternative Title: Spectrophotometric Determination of Boron,Copper,and Tantalum in Nickel-Base Alloys
• Periodical title: JAERI-M 5094
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 日本原子力研究所の多目的高温ガス炉の開発において、耐熱合金の使用が計画されている。そのためニッケル基合金の分析方法を検討し、ここにホウ素・銅・タンタルの吸光光度定量法を報告する。ホウ素(数ppm以上)はメタノール蒸留により分離後Hayesらのクルクミン法によって定量できる。銅については2方法を検討した。ひとつはEDTAをマスキング剤として、ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウムで抽出、光度定量するもので、0.003\%以上の銅が定量できる。他は2,2′-ビキノリルを用いる抽出光度法で、0.002\%以上の銅が定量できる。ジエチルジチオカルバミン酸塩を用いる場合は、吸光度が時間とともに減少する欠点がある。タンタル(0.004\%以上)は塩酸-フッ化水素酸溶液からメチルイソブチルケトンで抽出後、メチレンブル-を用いる抽出光度法で定量できる。
• Source: /JAERI-M-5094.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-M-5094.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 日本原子力研究所の多目的高温ガス炉の開発において、耐熱合金の使用が計画されている。そのためニッケル基合金の分析方法を検討し、ここにホウ素・銅・タンタルの吸光光度定量法を報告する。ホウ素(数ppm以上)はメタノール蒸留により分離後Hayesらのクルクミン法によって定量できる。銅については2方法を検討し...