JRR-2の重水中の放射性核種

• Material Type: 文書・図像類
• Title: JRR-2の重水中の放射性核種
• Author/Editor: 鈴木 義雄; 根本 剛; 吉島 哲夫; 鎌田 崇; 重本 雅光
• Author Heading: 鈴木 義雄; 根本 剛; 吉島 哲夫; 鎌田 崇; 重本 雅光
• Publication Date: 1972-03
• Publication Date (W3CDTF): 1972-03
• Alternative Title: Radiounclides in the JRR-2 Heavy Water
• Periodical title: JAERI-M 4771
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 本報告はJRR-2重水中の放射性核種のうち、$\gamma$線核種を対称として、分解能のすぐれているGe(Li)$\gamma$線検出器を用いて、核種を同定した。さらに、代表的な核種の放射能濃度を測定した。検出した核種は$^{2}$$^{8}$Al、$^{4}$$^{1}$Ar、$^{6}$$^{0}$Co、$^{5}$$^{1}$Cr、$^{6}$$^{4}$Cu、$^{1}$$^{7}$F、$^{5}$$^{9}$Fe、$^{1}$$^{3}$$^{2}$I、$^{1}$$^{3}$$^{3}$I、$^{1}$$^{3}$$^{4}$I、$^{1}$$^{3}$$^{5}$I、$^{5}$$^{4}$Mn、$^{5}$$^{6}$Mn、$^{2}$$^{7}$Mg、$^{2}$$^{4}$Na、$^{9}$$^{9}$$^{m}$Tc、$^{1}$$^{8}$$^{7}$Wおよび$^{1}$$^{3}$$^{5}$Xeの18機種である。$^{1}$$^{3}$$^{2}$I、$^{1}$$^{3}$$^{3}$I、1$^{3}$$^{4}$I、$^{1}$$^{3}$$^{5}$I、$^{9}$$^{9}$$^{m}$Tcおよび$^{1}$$^{3}$$^{5}$Xeは燃料加工時に燃料表面に付着したウランの核分裂により生成したものである。その他の核種は原子炉の構造材の腐食などのため、重水中に溶出した不純物の放射化により生成したものである。特に、$^{2}$$^{8}$Alが全体の約95\%をしめていたが、重水がアルミニウムで微白濁している状態での測定のためである。また、炉心全体の付着ウラン量は約500$\mu$gで製作仕様の約10\%であった。
• Source: /JAERI-M-4771.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-M-4771.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 本報告はJRR-2重水中の放射性核種のうち、$\gamma$線核種を対称として、分解能のすぐれているGe(Li)$\gamma$線検出器を用いて、核種を同定した。さらに、代表的な核種の放射能濃度を測定した。検出した核種は$^{2}$$^{8}$Al、$^{4}$$^{1}$Ar、$^{6}$$^{0...