シンチレーション計数管の温度特性

• Material Type: 文書・図像類
• Title: シンチレーション計数管の温度特性
• Author/Editor: 中田 宏勝; 武田 卓士; 中村 圀夫
• Author Heading: 中田 宏勝; 武田 卓士; 中村 圀夫
• Publication Date: 1971-11
• Publication Date (W3CDTF): 1971-11
• Alternative Title: The Temparature Characteristics of the NaI(Tl) Scintillation Counter
• Periodical title: JAERI-M 4648
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 材料試験炉に設置された$^{1}$$^{6}$N検出系は、検出部にNaI(Tl)シンチレーション計数管を使用している。検出部は1次冷却水配管に隣接して設置したため、検出部温度雰囲気は1次冷却水温度によって支配される。このため、シンチレーション計数管の温度特性を測定する必要が生じた。温度測定範囲は、0~50$^{\circ}$Cである。この結果、シンチレーション計数管の光電子増倍管出力波形は温度に著しく依存することが明らかになった。一方、出力波形の観測から出力電荷は保存されているようであることが判ったので、電荷積分形の増幅器を用い入力が、$\alpha$・Q・e$^{-}$$^{\alpha}$$^{t}$で示される場合について回路計算を行い、観測結果を比較した。結果はよい一致をみた。従って電荷積分形の増幅器を用いることにより、温度依存の少い検出系を構成できることが判った。
• Source: /JAERI-M-4648.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-M-4648.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 材料試験炉に設置された$^{1}$$^{6}$N検出系は、検出部にNaI(Tl)シンチレーション計数管を使用している。検出部は1次冷却水配管に隣接して設置したため、検出部温度雰囲気は1次冷却水温度によって支配される。このため、シンチレーション計数管の温度特性を測定する必要が生じた。温度測定範囲は、0...