Puセルフサステイニング原子炉の設計; 重水減速沸騰軽水冷却炉

• Material Type: 文書・図像類
• Title: Puセルフサステイニング原子炉の設計; 重水減速沸騰軽水冷却炉
• Author/Editor: 沢井 定; 安川 茂; 篠田 度
• Author Heading: 沢井 定; 安川 茂; 篠田 度
• Publication Date: 1968-06
• Publication Date (W3CDTF): 1968-06
• Alternative Title: Design of Plutonium Self-sustaining Reactor; Heavy Water Moderated Boiling Light Water coold
• Periodical title: JAERI 1151
• Text Language Code: eng
• Target Audience: 一般
• Note (General): 重水減速動力炉については、1963年以来,日本原子力研究所で主に研究されてきたが、昨年,日本で開発すべき新型転換炉の炉型として沸騰軽水冷却型が選ばれた。この決定に基づき、日本原子力研究所で上記原子炉に関する炉の特性が研究され、次いで5グループにより概念設計が行なわれたが、これは、その研究や設計結果についての報告である。この原子炉の設計研究によると、天然ウランのみの供給を前提とした場合、燃料費や発電費の観点から,Puセルフサステイニングサイクルが良いといえ、これを採ることに決定した。このサイクルは実質濃縮燃料サイクルなので、炉心設計に自由度があり、また自己の使用済燃料から出るPuを触媒として、天然ウランから約15,000MWD/Tの燃焼度が得られるという特徴をもっている。さらに、この型の原子炉の安定性や安全性に大きな影響があるボイド係数は、Puを装荷すると大きな問題ではなくなる。ただPuセルフサステイニングサイクルの場合、初期炉心にウランを用いると正のボイド係数の問題が起るが、これはSGHWのように炉内にインターラティス管を設けることにより相当程度解釈される。
• Source: /JAERI-1151.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-1151.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 重水減速動力炉については、1963年以来,日本原子力研究所で主に研究されてきたが、昨年,日本で開発すべき新型転換炉の炉型として沸騰軽水冷却型が選ばれた。この決定に基づき、日本原子力研究所で上記原子炉に関する炉の特性が研究され、次いで5グループにより概念設計が行なわれたが、これは、その研究や設計結果に...