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Bibliographic Record
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- Material Type
- 文書・図像類
- Author/Editor
- 藤田, 公仁子
- Author Heading
- Publication Date
- 2008-01-01
- Publication Date (W3CDTF)
- 2008-01-01
- Text Language Code
- jpn
- Target Audience
- 一般
- Note (General)
- 「大学開放」は、地域生涯学習を推進していく上で、これまで「高度な学習機会」として住民の学習をサポートする重要な役割をはたしてきた。自治体の財政が逼迫する中で社会教育・生涯学習行政の予算が削減される傾向は、今後一段と深刻化するものと予想される。その意味で、「大学開放」は今後いっそう重要な役割を果たすものと考える。 ところで、「大学開放」は、社会教育・生涯学習の部面では、従来「公開講座」に特化して捉えられる傾向にあった。しかし、今後は「研究・教育・地域(社会)貢献」の様々な領域で推進されることが期待されている。 地域住民にとって、地方においては未だに「大学は敷居が高い」という声をきくことがある。しかし、次第に多くの住民が「公開講座」や「授業公開」を自己の学習に活用するようになってきており、生活課題・地域課題の克服を目指して取り組む実践にいかされている面も確認できる。住民と行政や企業・協同組合・ボランティア・NPOなどが協働して取り組み、ネットワークが組織される条件も次第に形成されてきている。そうした組織化においても、住民一人一人の学習が基本にすえられる必要があり、それを可能とするシステムとして「大学開放」に「住民参加・参画」することがポイントになる、と考える。 この間、平成17年度から3年間にわたって科学研究費の補助を受け、北東北において実践的に「大学開放」に関わりをもちながら、研究を進めてきた。この成果が、大学関係者、社会教育・生涯学習関係者、ボランティア・NPO関係者等々、多くの人々に地域生涯学習の推進という意味で参考にしていただければ幸いである。
- Access Restrictions
- 限定公開