近代文学試論

• Material Type: 雑誌
• ISSN: 0910-9765
• ISSN-L: 0910-9765
• Title: 近代文学試論
• Title Transcription: キンダイ ブンガク シロン
• Volume: (40)-(44) 20021200-20061200
• Author/Editor: 広島大学近代文学研究会 編
• Author Heading: 広島大学近代文学研究会 ヒロシマ ダイガク キンダイ ブンガク ケンキュウカイ ( 001251836 )Authorities
• Publication, Distribution, etc.: 東広島 : 広島大学近代文学研究会
• Publication Date: 2002-2006
• Publication Date (W3CDTF): 2002-2006
• Note (Publication, distribution, etc.): 出版地の変更あり
• Year and volume of publication: [ ]-第61号 (2023年12月)
• Size: 26cm
• Place of Publication (Country Code): JP
• Text Language Code: jpn
• Content Type: テキスト
• Media Type: 機器不用
• Carrier Type: 冊子
• NDLC: ZK22
• Note (General): 本タイトル等は最新号による
• Holding library: 国立国会図書館
• Call No.: Z13-314
• Data Provider (Database): 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• Bibliographic ID (NDL): 000000005855; http://id.ndl.go.jp/bib/000000005855
• National Bibliography No. (JPNO): 00005899
• Cataloging Rule: National Diet Library Cataloging Rules for Serials
• Bibliographic Record Category (NDL): 131

Table of Contents

文学史の新視角(2)

廣津柳浪「黒蜴蜒」試論--≪家≫の制度性をめぐって (文学史の新視角(2))

芸術への執着と妹の献身--武者小路実篤『その妹』におけるジェンダー意識 (文学史の新視角(2))

「道草」論--語り手の造形をめぐって (文学史の新視角(2))

芥川龍之介「手巾」論--新渡戸稲造の影響 (文学史の新視角(2))

北村透谷と斎藤緑雨--緑雨没後一〇〇年を迎えて

日清戦争後の緑雨--国家主義化への抵抗

兄弟の共存共生と妻殺し--武者小路実篤『愛慾』における家父長的価値観

中島敦「かめれおん日記」論--〈一身両口〉現象および道家思想の投影

「燃えつきた地図」における反復表現

田山花袋「蒲団」試論--語りの構造を手がかりに

「坊つちやん」とスティーブンソン「ファレサアの浜」--「調子を学んだ」ことをめぐって

志賀直哉「佐々木の場合」--漱石への献辞の意味

谷崎潤一郎「細雪」論--目的としての〈語り〉

島木健作『再建』論--宮井進一と梅川文男の視点から

漱石と三重吉の《文鳥》--響きあうテクスト

<戦略>となった自作解説--志賀直哉「創作余談」「続創作余談」「続々創作余談」

中島敦「弟子」論--「義」「仁」「中庸」を中心に

三島由紀夫「仮面の告白」論--作家による告白、その二重構図

池澤夏樹『マシアス・ギリの失脚』論--名前の物語の行方

『重右衛門の最後』試論--語り手「自分」を中心に

<写生文と小説>の狭間で--虚子「俳諧師」「続俳諧師」を中心に

梶井基次郎「泥濘」論--成立過程と草稿からの再考

村上春樹「午後の最後の芝生」論--「臨界域」としての想起/流通する「小説」

荒川洋治「冬の紅葉」論