文藝と批評

• Material Type: 雑誌
• ISSN: 0287-0908
• ISSN-L: 0287-0908
• Title: 文藝と批評
• Title Transcription: ブンゲイ ト ヒヒョウ
• Volume: 10巻8号(通号98)-11巻4号(通号104) 2008年11月-2011年11月
• Author/Editor: 文藝と批評の会 編
• Author Heading: 文藝と批評の会 ブンゲイ ト ヒヒョウ ノ カイ
• Publication, Distribution, etc.: 東京 : 文藝と批評の会
• Publication Date: 2008-2011
• Publication Date (W3CDTF): 2008-2011
• Year and volume of publication: 1号 - [10号] ; 2巻1号 - 2巻3号 ; 2巻4号=14号 -
• Size: 21cm
• Place of Publication (Country Code): JP
• Text Language Code: jpn
• NDLC: ZK24
• Note (General): 本タイトル等は最新号による; 刊行頻度の変更あり 1号から4巻6号までの出版者: 文藝と批評同人
• Note (Cumulative Index): 1号から7号までの総目次: 8号収載
• Holding library: 国立国会図書館
• Call No.: Z13-16
• Data Provider (Database): 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• Bibliographic ID (NDL): 000000021230; http://id.ndl.go.jp/bib/000000021230
• National Bibliography No. (JPNO): 00021384
• Cataloging Rule: Nippon Cataloguing Rules 1987 Revised Edition
• Bibliographic Record Category (NDL): 131

Table of Contents

『通具俊成卿女歌合』注釈抄

"声"の恩寵--泉鏡花『婦系図』本文異同と「談話」の考察を中心に

蒲団を敷きなおす--続・田山花袋「蒲団」論

「我」の大正六年--芥川龍之介「戯作三昧」と「明日の道徳」の聯結

戦後批評と「文芸復興」生成期--一九五〇年代における平野謙の文学史観を中心に

「他者の言葉」で語ること--賢治童話における「擬人法」の成立

音楽への憧憬--中原中也の場合--付・「中原中也と音楽」関連年譜

「ロッテの弁明」から和泉式部へ--日本近代文学の星座配置(コンステラツィォーン)(4)

戦時期の日本文学と「外地」(その1)田中英光の外地認識と作品化の傾向

武藏屋本『傾城買二筋道』--署名「発行者識」の緒言について

藤原道長は、なぜ「この世をば」の歌を日記に書きとめなかったのか

政治のなかの「想起録」--明治二三年、政界引退後の矢野龍溪の「政治的」態度をめぐって

「鏡花世界」における「父」の審級

「間」で漂うということ、或いは起源の喪失--井伏鱒二『ジョン万次郎漂流記』

『土左日記』の女性仮託は誤りか--小松英雄氏の『古典再入門「土左日記」を入り口にして』批判

「太平記」を纏う物語--『獣太平記』『魚太平記』を中心に

掏摸(タツシエン・デイープ)の盗んだもの--泉鏡花『婦系図』論

志賀直哉「クローディアスの日記」論

「落日」の詩人木下杢太郎

不在と現前--万葉歌の表現論理一斑

歌人たちの『栄花物語』享受

「像」形としての連載--矢野龍溪「西遊漫記」論

鏡と時間--『薤露行』の第二章を中心に

遅れて〈出来事〉を語る「私」--芥川龍之介「地獄変」と西田幾多郎の〈自覚〉

「第八夜」における鏡と夢--『鏡の国のアリス』との比較を通して

磨滅する〈経験〉--大谷崎への里程と『或る生涯』

堀辰雄における夢の方法とその変容--「ジゴンと僕」「手のつけられない子供」「羽ばたき」をめぐって

家族という物語--柳美里『フルハウス』から『家族シネマ』まで

震災以後の〈ジャアナリズム〉 : 芥川龍之介「伝吉の敵打ち」と「梅花に対する感情」以後 (震災特集)

夢の転機 : 「甲乙」における関東大震災の影響 (震災特集)

横光利一と「関東大震災」 : 「根拠=ground」が揺れる (震災特集)

空間の変質をめぐって : 幸田文『きもの』と『崩れ』 (震災特集)

村上龍が描かなかったもの : 『五分後の世界』における原子力と「危機」 (震災特集)