近代民事訴訟法史・オーストリア

• Material Type: 図書
• ISBN: 978-4-7972-2364-4
• Title: 近代民事訴訟法史・オーストリア
• Title Transcription: キンダイ ミンジ ソショウホウシ オーストリア
• Author/Editor: 鈴木正裕 著
• Series Title: 学術選書 ; 134. 民事訴訟法
• Author Heading: 鈴木, 正裕, 1932- スズキ, マサヒロ, 1932- ( 00075613 )Authorities
• Publication, Distribution, etc.: 東京 : 信山社
• Publication Date: 2016.1
• Publication Date (W3CDTF): 2016
• Extent: 212p
• Size: 22cm
• Place of Publication (Country Code): JP
• Text Language Code: jpn
• Subject Heading: 民事訴訟法--オーストリア--歴史 ミンジ ソショウホウ オーストリア レキシ ( 001228478 )Authorities
• NDC 9th ed.: 327.9346 : Judicial system and proceedings
• NDLC: AA9-771
• Target Audience: 一般
• Price: 4000円
• Holding library: 国立国会図書館
• Call No.: AA9-771-L1
• Data Provider (Database): 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• Bibliographic ID (NDL): 027050741; http://id.ndl.go.jp/bib/027050741
• National Bibliography No. (JPNO): 22707802
• TOHAN MARC No.: 33395284
• Cataloging Rule: Nippon Cataloguing Rules 1987 Revised Edition
• Bibliographic Record Category (NDL): 111

• Summary, etc.: 日本民訴法の源流･オーストリア法研究(Provided by: 出版情報登録センター（JPRO）)
• Author introduction: 鈴木 正裕 1932年大阪府東大阪市生まれ、1955年京都大学法学部卒業、1970年神戸大学教授、1991年神戸大学学長、1995年神戸大学名誉教授、1996年甲南大学教授、1995年より弁護士(Provided by: 出版情報登録センター（JPRO）)

Table of Contents

第一部　一七八一年の一般裁判所法――啓蒙主義と民訴法――<br/><br/>一　マリア・テレジアとフリードリヒ大王<br/>　(1)　国事詔書／(2)　第一次シュレージェン戦争／(3)　第二次シュレージェン戦争／(4)　七年戦争<br/>二　オーストリア世襲領とベーメン地方<br/>　(1)　オーストリア世襲領／(2)　ベーメン地方<br/>三　マリア・テレジアの内治改革<br/>　(1)　前期と後期／(2)　中央官庁群／(3)　最高司法庁の創設／(4)　国事顧問会<br/>四　法令の統一――編纂委員会――<br/>　(1)　ーメン地方の動き／(2)　編纂委員会／(3)　ブリュンの委員会／(4)　ヴィーンの委員会／<br/>　(5)　訴訟法への特化／(6)　報告委員の交替／(7)　印刷の裁許なし（！？）／(8)　審議の継続<br/>五　ＡＧＯの実現――ヨーゼフ二世――<br/>　(1)　ヨーゼフ二世の啓蒙政策／(2)　ＡＧＯの公布と施行／(3)　等族と証人宣誓／(4)　三審制と国王裁判所／<br/>　(5)　施行の延期／(6)　ヨーゼフ二世の死去と諸政策の行方<br/>六　ＡＧＯの諸制度<br/>　(1)　書面審理主義／(2)　証拠判決／(3)　文書目録作成手続／(4)　弁論の更新の禁止――同時提出主義――／<br/>　(5)　裁判官と弁護士<br/>七　ＡＧＯとＣＪＦ<br/>　(1)　プロイセンのＣＪＦ／(2)　ＡＧＯとＣＪＦ<br/>八　ＡＧＯの修正――西ガリチン法――<br/>　(1)　西ガリチン法の成立／(2)　西ガリチン法の施行地域<br/><br/>第二部　一八九五年の民訴法――社会政策と民訴法――<br/><br/>一　一八九五年法に先立つ諸草案・法律<br/>　(1)　口頭主義・公開主義の採用／(2)　一八六二年の草案／(3)　一八六七年の草案／(4)　一八七三年の少額事件手続法／<br/>　(5)　一八七六年の草案<br/>二　フランツ・クラインの出現<br/>　(1)　大学卒業まで――恩師アントン・メンガー――／(2)　司法省入省まえ／(3)　論文「未来」と司法省入り<br/>三　一八九五年法の審議<br/>　(1)　「社会政策」の時代／(2)　帝国議会への提出／(3)　帝国議会での審議<br/>四　一八九五年法の主な特色<br/>　(1)　受給権／(2)　準備手続／(3)　第一回期日／(4)　当事者一方の欠席／(5)　真実義務／(6)　訴訟指揮権／<br/>　(7)　口頭弁論調書とその法効果／(8)　更新権の制限<br/>五　議会審議中のクラインの著作<br/>　(1)　「末来の訴訟における当事者代理」／(2)　『口頭主義の諸タイプ　一八九三年のオーストリア民訴法草案の判断のための資料』／<br/>　(3)　「オーストリアの新しい民訴諸法案」<br/>六　ドイツ人からみたオーストリア新法案<br/>　(1)　ベーアの「オーストリアの新しい民訴法」／(2)　ヴァッハの『口頭主義――オーストリア民訴草案における――』／<br/>　(3)　フィアーハウスの「オーストリア新民訴法案の議会での取扱い」<br/>七　法施行の準備<br/>八　法施行後のクラインの著作<br/>　(1)　『民訴実務に関する講義』／(2)　『訴訟における時代思潮』／(3)　『オーストリアの民事訴訟』<br/>九　クラインの昇進<br/>　(1)　超速昇進／(2)　日本からの叙勲／(3)　大学の招へい<br/>一〇　二度の司法大臣・総選挙・講和条約<br/>　(1)　二度の司法大臣／(2)　総選挙――「市民・民主」党／(3)　講和条約――サン・ジェルマンへの使節<br/>一一　クラインの死去<br/>一二　オーストリア法の外国への影響<br/>一三　むすび<br/><br/>人物略伝<br/>