湖月抄 : 源氏物語湖月抄

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 湖月抄 : 源氏物語湖月抄
• Title Transcription: コゲツショウ
• Author/Editor: 北村季吟 : キタムラキギン
• Extent: 56; 27.6/19.5
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): タイトル注記 : 原題簽存（中央無辺）。附録の外題、①「湖月鈔〈発端〉」、②～③「源氏物語年立 上（下）」、④「源氏物語系図」、⑤「表白」、⑥「雲隠説」。本文外題は上部に「湖月抄」ないし「湖月鈔」、下部に巻名を記す。; 濃縹色表紙。四周単辺１２行。○もと６０巻６０冊、もとの第１６冊「賢木」・第１７冊「花散里」を仮合綴（前者の後表紙欠、後者の原表紙存）、もとの第２６冊「槿」・第２７冊「乙女」を仮合綴（各原表紙存）、もとの第３５冊「行幸」・第３６冊「藤袴」を仮合綴（各原表紙存）、もとの第３８冊「梅枝」・第３９冊「藤裏葉」を仮合綴（各原表紙存）。第１８冊（もとの第１９冊）「明石」の卅八丁・四十四丁は補写。○石橋真国の書入の例、「（第１２冊「末摘花」後表紙見返）作り物語の作者の心は造化の神慮むすひの神のみたまをぬすみ用て上手ほとその有様よく似たり源氏の君の夕皃の方にあひ給ひしは不意なる事にてをかしくあはれなりしこと帚木巻にいへる趣におのつからに合たりそれにつけて又さる事もあらんかとこゝろかけて求め給ひしに思ひの外に末摘花のやうなる人にたつねあたり給ひしはかのもろこしの諺に万事不由人計較一生都是命安排といへるに同し趣也此巻にも又夕皃の如くなる人の事をかきたらは何の興も有ましきにもとより様かはりたる趣意にうつるへきことのさま也つれ＋＋草に云一年の事一生の間かねてのあらまし皆たかひ行かと見れはおのつからたかはぬ事もあれはいよ＋＋物は定めかたしたゝ不定と心得ぬるのみまことにてたかはすといへり紫上の始終源の思ほしめしけるまゝなるなと此趣にてすへて世中の有様をよくうつしとりてよむ者に作り事なることを忘れしむるは是上手の手段也」。; カテゴリ名 : 無し; 資料の種別 : 文学 国文; 資料の分類 : 和書－文学 国文 小説 古物語附擬古物語; 公開範囲 : デジタルコンテンツなし
• Collection (particular): （全）,和
• Rights (production): 該当なし
• Holding library: 西尾市岩瀬文庫
• Library (Source): 来歴 : 印記「下毛野古家館図書印」（朱方印）。; 原本の所在 : 西尾市岩瀬文庫
• Data Provider (Database): TRC-ADEAC株式会社 : デジタルアーカイブシステムADEAC; https://trc-adeac.trc.co.jp/
• Original Data Provider (Database): 西尾市岩瀬文庫 : 古典籍書誌データベース

• Contents: 源氏物語の注釈書。頭注・傍注形式。巻頭に附録６冊あり（冊の次序は冊数ラベルに従う）、①「湖月鈔発端」、②～③「源氏物語諸巻年立」、④「源氏物語系図」、⑤「表白」、⑥「雲隠説」。欄外に、江戸の国学者、石橋真国（慶応３年没享年未詳）による補注書入多数あり。行間に朱で要所の口語訳を記す（別筆）。(Prov...
• Analysis: （③「年立」下冊末）永正７年季夏、前博陸叟（一条冬良）奥書。桃花末葉奥書。（④「系図」末）天文１９年６月、桃華宋央奥書。（最終巻末）延宝元年冬至日、北村季吟自跋（漢文）。跋末余白に刊記「書林 林和泉／村上勘兵衛／吉田四郎右衛門／村上勘左衛門」。(Provided by: デジタルアーカイブシステムA...