泰西地震説 : 泰西地震記

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 泰西地震説 : 泰西地震記
• Title Transcription: タイセイジシンセツ
• Author/Editor: 吉田成徳訳・中川壺山編 : ヨシダシゲノリ・ナカガワコザン
• Extent: 1; 24.5/17.7
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): タイトル注記 : 書名は内題による。旧書名・中央書外題「泰西地震記」。; 共紙表紙紙縒綴本。本文は四周双辺９行緑色刷罫紙。○訳者吉田成徳は医者。江戸の人。はじめ幕府医官土岐長元に漢方を学び、のち桂川国瑞に蘭学を学び、江戸中橋上槙坊の開業。文化７年宇田川玄真の推挙で金沢藩に仕え西洋医学書を翻訳する。文政７年金沢で没４６歳。○附録訳者岡研介は医者。周防熊毛郡平生村の人。はじめ広島の蘭方医中井厚沢に蘭学を学び、更に広瀬淡窓・亀井昭陽に学んだ後、長崎で吉雄永保に入門、またシーボルトに師事した。鳴滝塾の初代塾長。大坂で開業後、岩国藩士となるが、精神病を発して帰郷。天保１０年没４１歳。○編者中川壺山は医者。近江の人。京の鈴木蘭園、のち紀伊の華岡青洲に学ぶ。のち京に戻り、吉益南涯に古医方を、海上随鴎に蘭学を学び、京と大坂で開業、晩年は難波村に隠居した。嘉永３年没７８歳。以文会の同盟で、『以文会随筆』（２６－１６３）に「字其徳号壺山通称中川修亭居御幸町姉小路北」とあり。○孤本。国書「西洋雷地震説和解 写１冊、著：吉田長淑訳、写：東北大」は類似の内容か。; カテゴリ名 : 無し; 資料の種別 : 理学 地学附鉱物; 資料の分類 : 和書－理学 地学附鉱物; 公開範囲 : デジタルコンテンツなし
• Collection (particular): （全）,和
• Rights (production): 該当なし
• Holding library: 西尾市岩瀬文庫
• Library (Source): 来歴 : 柳原本（『柳原家旧蔵本目録』と図書原帳の登録番号による）。; 原本の所在 : 西尾市岩瀬文庫
• Data Provider (Database): TRC-ADEAC株式会社 : デジタルアーカイブシステムADEAC; https://trc-adeac.trc.co.jp/
• Original Data Provider (Database): 西尾市岩瀬文庫 : 古典籍書誌データベース

• Contents: 地震についての概説書。西洋人の説を翻訳したもの。漢字カナ交じり。所々に「成徳曰」として補注を割書で付す。地震の原理について、火山の噴火と同じで、地中の穴に硫黄煙硝の蒸発した硫気が付着して膜状となり、それに火気が移って爆発したものとする。１６９３年西斉利亜（シシリア）島の大地震、１７４６年孛露（ペーリ...
• Analysis: 文政１３年１１月、壺山中川故序。本文末附記「右一巻出於三才韻府而吉田長淑所訳也長淑名成徳賀州人」。附録末附記「右二説岡研介所訳也」。(Provided by: デジタルアーカイブシステムADEAC)