鉏雨亭随筆 : 鉏雨亭随筆

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 鉏雨亭随筆 : 鉏雨亭随筆
• Title Transcription: ソウテイズイヒツ
• Author/Editor: 東夢亭 : ヒガシムテイ
• Publication Date: 1852
• Publication Date (W3CDTF): 1852
• Extent: 3; 25.8/18.2
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): タイトル注記 : 原題簽存（左肩双辺）。見返題・内題同。; 小豆色表紙、卍繋（空押）。左右双辺有界１０行２０字。訓点入り。○東夢亭は清水泰亮の男。東恒軒の養嗣子。松坂の生。宮後に住す。名褧。字伯頎。山口凹巷に漢学を、父に医を学ぶ。文政元年東氏の養子となる。梁川星巌・頼山陽・篠崎小竹・貫名海屋等と親交あり、山田奉行柴田日向守康直・三枝伊予守守行に経史を教授する。武を好み刀剣を蒐集した。嘉永２年６月１２日没５９歳（一説５４歳）。○序文の篠崎小竹は序文成稿後の嘉永４年５月８日没７１歳。序末、呉北渚の附記に「小竹先生嘗撰此序浄写未成忽然長逝矣東氏因嘱余代書先生於夢亭翁未識其面而聞其遺言惨然傷悼之意見于序中余於先生親炙多年今臨写遺文其惨然者不啻如先生於翁嗚呼哀哉」とあり。○本書上巻巻頭条によれば、文化１２年鉏雨亭に病臥中、韓（山口）凹巷と河崎良佐が来訪し灯下に酒を汲む。同亭で著者が療養中に凹巷と良佐が楽しく酒を呑む光景を、凹巷が数年前に夢に見たと語る。その後病が癒え、夢亭を号とした由。○鉏雨亭は文化１０年「高倉山下藤丘之北」に社中が建てた別荘で菅茶山による命名。○下巻に『南北略』（漢人写本、日本人補写、「満清革命之際」について記した書で清朝では禁書という）について紹介する記事あり。; カテゴリ名 : 無し; 資料の種別 : 総記 随叢; 資料の分類 : 和書－総記 随叢 雑筆; 公開範囲 : デジタルコンテンツなし
• Collection (particular): （全）,和
• Rights (production): 該当なし
• Holding library: 西尾市岩瀬文庫
• Library (Source): 来歴 : 印記「藤蔵書」（朱井桁枠長方印、朱滅あり、藤井準夫）・「橘井医隠」（朱方印）・「福田氏記」（朱方印）。; 原本の所在 : 西尾市岩瀬文庫
• Data Provider (Database): TRC-ADEAC株式会社 : デジタルアーカイブシステムADEAC; https://trc-adeac.trc.co.jp/
• Original Data Provider (Database): 西尾市岩瀬文庫 : 古典籍書誌データベース

• Contents: 伊勢の漢学者東夢亭の漢文体随筆。遺稿集。経史や詩の話題より種々の感懐、日常見聞の雑事までを雑然と箇条書にする。和漢比較的な趣のある条多し。内容の一部、上巻：「近時桑門以詩鳴者余聞三人曰道光曰月航曰万空嘗於韓氏桜葉舘観其詩…」「余七八歳時社師授童子句読者除四書五経之外必読古文真宝唐詩選余又暗誦及長頗覚...
• Analysis: 見返に「嘉永壬子（５年）新鐫／夢亭先生著／寄春草堂蔵梓」。嘉永３年冬、浪華小竹老人筱崎弼序（門人呉筞（刻印「呉策印」「元馭子」）書）。序末に附記あり、末に「辛亥（嘉永４年）暮秋 呉策識（刻印「呉策」「元馭」）」。巻首「伊勢東聚伯頎著」（巻３は「伊勢東褧伯頎著」）。弘化５年初春、夢亭山人自跋。各巻末に...