紫式部日記傍註 : 紫式部日記傍註

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 紫式部日記傍註 : 紫式部日記傍註
• Title Transcription: ムラサキシキブニッキボウチュウ
• Author/Editor: 壺井義知（鶴翁） : ツボイヨシチカ
• Publication Date: 1821
• Publication Date (W3CDTF): 1821
• Extent: 2; 25.6/17.7
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): タイトル注記 : 原題簽存（左肩単辺）。内題同。; 薄縹色表紙、布目（型押）。四周単辺１１行。○補注付箋の所々に「高尚云」とあり。上巻二十丁表「水鳥をみつのうへとやよそにみん我も浮たる世をすくしつゝ」について付箋に「…水鳥を云々定めなき世にあるを水鳥の縁にうきたる世とはいへり（左に朱書「此説宣昭也非也」）」「水鳥を云々高尚云此歌は心のそこにはふかく仏道を思ひながらうはべは思ふ事なげにもてなして世を過しつゝいたくくるしといへるこゝろなりつゝはいたくくるしと云意こもれりさるからに次の詞にかれも身はいとくるしかんなりとはいへるなりうきたる世とは心のそことことなるうはへの思ふ事なげにもてつけてわたる世をいへり」とあり。下巻廿二丁裏「この人は日本紀をこそよみ給へけれ…ふとをしはかりにいみしうなむさえかあると…」の「さえかある」について「宣昭云さえかある是はさえかるとありしを誤れるにやさらは帝はさえあるべしとの給ひたるを内侍はふとおしはかりにさえかるときゝてさやうに殿上人なとにいひちらすよしにておしはかりにとある詞にもよくかなへれば也もとのまゝならばうはべにはさえあるとほめいへるさまにて下には女の学問たてするをそしりていへる意也さて帝の御詞によりて日本紀の御局といたくことやうなる異名つけたる也」とあり（外の付箋と同筆）。清水宣昭『紫式部日記釈』（天保５年刊）によるものか。; カテゴリ名 : 無し; 資料の種別 : 文学 国文; 資料の分類 : 和書－文学 国文 日記紀行; 公開範囲 : デジタルコンテンツなし
• Collection (particular): （全）,和
• Rights (production): 該当なし
• Holding library: 西尾市岩瀬文庫
• Library (Source): 来歴 : 印記「松のや蔵書」（朱瓦形印、藤井高尚）・「和田」（朱小円印）。; 原本の所在 : 西尾市岩瀬文庫
• Data Provider (Database): TRC-ADEAC株式会社 : デジタルアーカイブシステムADEAC; https://trc-adeac.trc.co.jp/
• Original Data Provider (Database): 西尾市岩瀬文庫 : 古典籍書誌データベース

• Contents: 『紫式部日記』の注釈書。本文に振り漢字や簡略な傍注を施し、史実や有職故実に関する要語や難語について上欄外に頭注を付す。巻頭に「紫女系譜」（考証注記入り、紫式部の系譜）あり。巻末に門人谷村光義が五節舞姫について記した「後補」４丁半あり。国学者、藤井高尚の旧蔵書で、同人による補注付箋多数あり。朱墨による...
• Analysis: 享保１４年、藤原隆英（刻印「臥起弄書琴」「隆英之印」）序（八条隆英）、文中に「壺井鶴翁。多年捜索。得善本。難読者填字。難解者標注。参考校正。使人易暁」。享保１４年黄鐘、壺井安鶴翁自跋。享保１４年臘月、〈石清水社士〉谷村光義（刻印「光義」「我黙堂」）跋（「後補」奥書）。最終丁裏に刊記「文政四年辛巳十一...