〈尾張国春日井郡〉田幡志 : 尾張国春日井郡田幡志

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 〈尾張国春日井郡〉田幡志 : 尾張国春日井郡田幡志
• Title Transcription: オワリノクニカスガイグンタバタシ・タバタシ
• Author/Editor: 富永莘陽（長深辰） : トミナガシンヨウ
• Publication Date: 1857
• Publication Date (W3CDTF): 1857
• Extent: 1; 25.5/18.3
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): タイトル注記 : 原題簽存（左肩、双辺枠墨刷、細野要斎筆）。内題「田幡志」。; 渋引き表紙（紙背に反古あり）。料紙雁皮紙。半丁１０行。○国書総目録に「田幡志 ２巻１冊、著：富永静幽（富永莘陽）、写：鶴舞」。岩瀬本は未収録。外に「因幡志 １冊、著：長深辰、写：東博（明治四写）」あり、「田幡志」の誤か。○著者富永莘陽は尾張の漢学者・兵法家。のち長深氏・神墨氏を称す。名辰・瀞・静幽。号清幽・梅雪・幸川・経徳堂・兵性堂。名古屋藩家老石河氏の世臣富永春利の次男。神野菊叢に師事し、経史以下諸書に通じ、陽明学を主とする。田中寅亮に楠流兵法を学ぶ。終生仕官せず、居を経徳堂・兵性堂と称し、生平先生と呼ばれた。明治１２年５月３日没６４歳。墓所小幡村長慶寺。○序文冒頭に「著書不易也。而地志最為難矣。何則山川険易。城市沿革。名区旧址。人物事蹟。不可以意而度焉。不可以理而推焉。必足跡遍其地。而後所記得実。否則飾辞雖巧。虚妄居半。…」。序文中に「邇者吾友莘陽隠士著田幡志。自村名原始。神祠仏宇。至城墟宅址。人品産物。奇事怪譚。其可記者莫不登載焉。夫隠士也。生於田幡。長於田幡。読書於田幡。講兵於田幡。門人知己之外。不喜与俗客交。風日晴美。則負長剣戴円笠。緩歩逍遙。任意所之。其餘則鎖門著書。如将終身於田幡也。則此編之成。不装行李。不労脚力。而所採摭皆自幼親見耳聞無疑者矣」。○林泉寺条に同寺の鎮守人麿大明神（頓阿の作）の話あり、著者が住持に伝えた人麿神供の式の記事あり。同寺条に同寺の大檀那花源斎原田泥亀の記事あり。; カテゴリ名 : 無し; 資料の種別 : 地理 日本地誌; 資料の分類 : 和書－地理 日本地誌 地方誌 東海道; 公開範囲 : デジタルコンテンツなし
• Collection (particular): （全）,和
• Rights (production): 該当なし
• Holding library: 西尾市岩瀬文庫
• Library (Source): 来歴 : 印記「要斎珍蔵」（朱方印、細野要斎）。; 原本の所在 : 西尾市岩瀬文庫
• Data Provider (Database): TRC-ADEAC株式会社 : デジタルアーカイブシステムADEAC; https://trc-adeac.trc.co.jp/
• Original Data Provider (Database): 西尾市岩瀬文庫 : 古典籍書誌データベース

• Contents: 尾張国春日井郡田幡村（現・名古屋市北区田幡・金城町辺）の詳細な地誌。漢字かな交じり。図入り。内容見出し、上巻：春日井郡山田庄田幡村（地名の起原・村高（尊寿院領５５３石餘うち名古屋東照宮神主吉見氏領５０石）・田畑面積・家数・人口（安政４年に３２１人）など）、神社（多奈波多神社・山神ノ社・豊川大明神祠・...
• Analysis: 安政３年中秋、細野忠陳（朱印「忠陳之印」）序（細野要斎自筆）。巻首「同村 長深辰子龍著」。本文末奥書「受業生補助姓名 加藤釟〈功許多也〉／戸田滋徳／水野彦俊／鈴木秀真」。巻末にある「自叙」全文、「自叙／こゝに予か先年著せし桑土録の跋友人細野要斎子か贈れる詩を録して太史公自叙に傚ふと云多罪愧死／この文...