田辺孝子伝 : 田辺孝子伝

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 田辺孝子伝 : 田辺孝子伝
• Title Transcription: タナベコウシデン
• Author/Editor: 広瀬宗栄編 : ヒロセムネヨシ
• Publication Date: 1851
• Publication Date (W3CDTF): 1851
• Extent: 5; 22.3/15.6
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): タイトル注記 : 原題簽存（左肩単辺）。見返題・序題・目録題・内題・柱題同。; 水色表紙、布目（型押）。四周単辺９行。○著者広瀬宗栄は田辺藩士。京都留守居代、勘定奉行兼蔵奉行を務める。和漢の学に長じ、石門心学に心を寄せ、求心舎、立敬舎などで講義を行う。嘉永６年正月没８０歳。墓所田辺見樹寺。○田辺藩では第七代藩主牧野宣成が江戸で中沢道二の教えを受け、心学が盛んとなり、孝子節婦の褒賞も度々行われた。第八代以成も江戸で大島有隣に学び、京都より薩埵徳軒を招いて領内を巡講させ、文化元年に求心舎（城下寺内町）、同１１年に立敬舎（同大内町）の両道舎（心学道場）が設立された。更に第九代節成も心学奨励を引継ぎ、文政８年以降、柴田鳩翁が３度にわたり領内を巡講、天保３年からはその継嗣遊翁（柴田艾軒）が度々来講した（以上、『三百藩主人名辞典』による）。○挿画の画家、五峰は三谷五峰か。弘化４年版『皇都書画人名録』に「画〈澄神社／初学故茂彦先生／後故豊彦先生門人〉〈錦小路室町西〉三谷五峰〈名春成字公慎通称逸記〉」。嘉永５年版『平安人物志』「画」の項に「三谷春成〈字公慎号五峰／錦小路室町西〉三谷五峯」。安政４年版『文苑人名録』に「同（画） 京 三谷五峯」。; カテゴリ名 : 無し; 資料の種別 : 歴史 日本史; 資料の分類 : 和書－歴史 日本史 伝記 叢伝; 公開範囲 : デジタルコンテンツなし
• Collection (particular): （全）,和
• Rights (production): 該当なし
• Holding library: 西尾市岩瀬文庫
• Library (Source): 来歴 : 印記「（丸にやの商標）丹嘉」（墨円印）・「京都／（丸に万の商標）／二条通烏丸東入／万屋清助」（墨長方印）。識語「糸や梅内」。; 原本の所在 : 西尾市岩瀬文庫
• Data Provider (Database): TRC-ADEAC株式会社 : デジタルアーカイブシステムADEAC; https://trc-adeac.trc.co.jp/
• Original Data Provider (Database): 西尾市岩瀬文庫 : 古典籍書誌データベース

• Contents: 丹後田辺藩領の孝子伝。漢字かな交じり。挿画入り。元文年間の溝尻村喜右衛門女以下文化年間まで、藩主より褒賞を受けた５５件の孝子等の行状を年次順に配列する。自跋によれば、本書は文化９年頃、京都在勤中に起筆、その後家族とともに江戸へ引越してからも編纂を続け、文政６年に成稿、若狭小浜藩儒山口菅山に訂正を乞う...
• Analysis: 見返に「広瀬宗栄輯 全部五冊／丹後 〈求心舎／立敬舎〉蔵板」。文政８年９月、源広瀬宗栄（刻印「源宗栄印」「字季彊」）自序（男宗弘（刻印「宗弘」「子毅印」）書）（漢文体）。凡例５条。最初の挿画の落款「五峰画（刻印「五」「峯」）」。嘉永４年中秋、七十八翁源むねよし自跋。嘉永４年仲秋、平安柴田武修（刻印「...