藤陰遺稿 : 藤陰遺稿

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 藤陰遺稿 : 藤陰遺稿
• Title Transcription: トウインイコウ
• Author/Editor: 野村藤陰 : ノムラトウイン
• Publication Date: 1908
• Publication Date (W3CDTF): 1908
• Extent: 4; 22.6/14.8
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): タイトル注記 : 原題簽存（左肩双辺）。内題柱題同。; 灰白色表紙（三方切付）。活版。四周双辺１３行２４字。句点入。題字序跋は整版（石版）。正誤表は共紙表紙、本文７丁。○墓碣銘によれば、野村藤陰は諱煥。字士章。大垣藩歩卒野村龍左衛門の男。１８歳の天保１５年藩学助教となる。津藩斎藤拙堂に入門。儒員に抜擢され間もなく侍講に進む。藩老小原鉄心により学政を任される。慶応元年督学参謀に進み禄５０石を賜わる。評定局副総裁となり班は年寄に亜ぎ、郡奉行加役を兼ねる。明治元年督学となり班は三等官、禄５００石となり、更に大垣藩権少参事に進み、藩老に伍す。５年８月大蔵省に出仕するも、翌年辞職、以後学務を離れず。２９年１１月、嗣子龍太郎に迎えられ東京に行く。３２年３月夫人と帰郷、３月１５日病没７３歳。葬儀は大垣全昌寺で営み、無慮３千人が参列、遺命により遺骨は東京本郷長泉寺に葬る。○巻一に「前地震行並引」（嘉永７年６月１４日夜、大和伊賀大地震）、「後地震行並引」（同年１１月４日５日東海南海大地震）、巻二に「地震篇並引」（明治２４年１０月２８日濃尾大地震）あり。巻二の末尾は死去３日前に作られた絶筆。文集に、鉄心小原君墓碑銘、亡友小寺士毅墓碑銘、三宅樅台翁墓碑銘、果斎井上君墓碑銘、小野崎立堂君墓碑銘、風軒上田君墓碑銘、愨斎翁墓碑銘、宇野南邨墓碑銘、菱田静蔵墓碑銘、清水先生碑（清水貞寛）、金森金四郎翁寿蔵碑、竹内風也翁寿壙碑、亡児喜三郎碑陰記、夢堂高岡君行述、市川東巌行述、細香女子画像賛、岳父増田耕曹君肖像賛、祭研山鳥居君文あり。; カテゴリ名 : 無し; 資料の種別 : 文学 漢文; 資料の分類 : 和装活版書－文学 漢文 別集; 公開範囲 : デジタルコンテンツなし
• Collection (particular): （全）,和
• Rights (production): 該当なし
• Holding library: 西尾市岩瀬文庫
• Library (Source): 原本の所在 : 西尾市岩瀬文庫
• Data Provider (Database): TRC-ADEAC株式会社 : デジタルアーカイブシステムADEAC; https://trc-adeac.trc.co.jp/
• Original Data Provider (Database): 西尾市岩瀬文庫 : 古典籍書誌データベース

• Contents: 旧美濃大垣藩士で漢学者野村藤陰の遺稿詩文集。巻１～２は詩集（年次順の配列）、巻３は文集（文体別）。巻頭に晩年の肖像写真と遺墨の縮図写真の図版あり。巻末に明治３２年１１月、小野長愿撰「藤陰野村君墓碣銘」あり（末に同４１年１月附記あり）。別冊誤植表あり、門下の南条文雄が作成して編者に贈ったものによる。(...
• Analysis: 研堂共（朱刻印「氏共」「研堂」）題字。九十五耄叟湖山愿（朱刻印「狂々老夫」「小野長愿」）題字。巻頭に安政７年元旦、野村藤陰宛、斎藤拙堂書簡の模刻あり、末に附記「先考以藩命游学津藩。従拙堂斎藤先生有年。詩文受先生批評者多。薦先考者、為小原君鉄心。与先考交最深者為鴻君雪爪。為菱田君海鴎。為江馬君金粟。今...