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文書・図像類

蝦夷嶋奇観 : 蝦夷島奇観

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蝦夷嶋奇観 : 蝦夷島奇観

Material type
文書・図像類
Author
秦檍丸 : ハタアワキマル
Publisher
-
Publication date
1855
Material Format
Paper
Capacity, size, etc.
3
NDC
-
View All

Notes on use

Note (General):

タイトル注記:書名は内題による。序文中の書名「蝦夷島奇観」。巻子本金茶色絹装表紙。見返間似合紙に金切箔散し。○岩瀬本は国会蔵、万延元年写本(序なし、書写識語「万延元庚申歳秋七月於クナシリ陣営氏家厚時摸」)と同系統(絵・本文とも小異あり、絵は岩瀬本の方がより精細)。東博本とは異同が大きく、岩瀬本はより...

Detailed bibliographic record

Contents:

蝦夷地の風俗の図解書。精密な彩色絵図に詳細な解説文を添える。漢字かな交じり。寛政12年頃成、秦檍丸著『蝦夷島奇観』の一写本。解説は実地の見聞に基づきつつ、『日本書紀』『本草綱目』『袖中抄』等の諸書を引用考証する。総じて、日本の古代の風俗を存するものとして敬意を以て描写する。各巻の主な内容、巻1:起源...

Analysis:

無記名の自序あり、全文「凡本朝のいにしへ皇城千里の外 皇命に服せさる皆蝦夷と称せり就中東北の地広大にして夷種ことに多し故に安陪紀氏飽田渟代より東北地理をうかゝひ奏者して王化を布んと言しより亦辺に年を経て養老年間にして天下の庶人をして左衽を禁せしむ神亀元年に多賀城を置て辺夷を威服せしめ給ふ延暦二十年の...

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Bibliographic Record

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Paper

Material Type
文書・図像類
Title Transcription
エゾトウキカン
Author/Editor
秦檍丸 : ハタアワキマル
Publication Date
1855
Publication Date (W3CDTF)
1855
Extent
3
29.0/464.7 29.0/599.0 29.0/491.3
Text Language Code
jpn
Target Audience
一般
Note (General)
タイトル注記 : 書名は内題による。序文中の書名「蝦夷島奇観」。
巻子本
金茶色絹装表紙。見返間似合紙に金切箔散し。○岩瀬本は国会蔵、万延元年写本(序なし、書写識語「万延元庚申歳秋七月於クナシリ陣営氏家厚時摸」)と同系統(絵・本文とも小異あり、絵は岩瀬本の方がより精細)。東博本とは異同が大きく、岩瀬本はより簡略な内容。○書写者の相沢文石は江戸の画工。安政7年版『安政文雅人名録』に「文石〈名(空欄)/字(空欄)〉 〈下谷長者町一丁目〉相沢文石」、安政4年版『〈安巳新撰〉文苑人名録』に「同(画) 〈同(下谷)〉相沢文石」、文久元年版『〈当時現在〉広益諸家人名録』、文久3年版『文久文雅人名録』に「〈画〉文石〈名(空欄)/字(空欄)〉 〈下谷長者町一丁目〉相沢文石」。安政5年序刊『澹如詩稿』「巻中画人名氏」(画題と人名)に「蕉陰茗話 相沢文石」とあり、同書巻1中の絵に「乙卯仲春/文石写(朱長方印「文石」)」の落款あり。号と住所より見て相沢石湖の子か。石湖は春木南湖門で一橋家に仕えた絵師。弘化4年没42歳。天保7年版『〈安巳新撰〉文苑人名録』に「〈画〉石湖〈名万字文英/号観画楼主人〉 〈下谷長者町〉相沢石湖」。○「イナホとは幣帛の心にて神に奉る夷地には布帛紙なき故に木を削かけにして幣にかゆる(略)葬祭の時は逆木にて作るなり」。イヨマンテの熊を殺す図に「育たる夷婦なけきに堪すふしまろふはかりなり」。「近蝦夷地居家図」に「粟稗の糠を家の後に捨る処を究め置けりすへて禾類は神の製し玉ふ物ゆへ糠に至まて麁略なき様に神座を儲け木幣を呈したる本邦の人過にて不淨をあやせは償をとらる」「家辺に垣のことく木幣を立たる処あり方名スシーヤといへり年ことろ神座として祀に時々護たる魚獣の頭を奉れり」。「弓矢靱図」に「夷名ウルマ箱館近在にはヲンコの木といへり弓材なり飛騨国にては一位の木といふ笏に製」。
カテゴリ名 : 無し
資料の種別 : 地理 日本地誌
資料の分類 : 和書-地理 日本地誌 地方誌 北海道附蝦夷
公開範囲 : デジタルコンテンツなし