和漢古書につき記述対象資料毎に書誌レコード作成
本タイトルは24編の書袋より
原表紙の書名: 初編下ほか: 弓張月春◆◆榮 (「◆◆」は「雨」と「月」を上下に配置したもの), 5編上ほか: 弓張月. 23編の序題: 弓張月春之夕榮
19編の扉の書名: 弓張月春廼宵榮. 見返しの書名: 弓張月春廼◆◆榮 (「◆◆」は「雨」と「月」を上下に配置したもの), ゆみはり月春の◆◆栄 (「◆◆」は「雨」と「月」を上下に配置したもの), 鎮西八郎弓張月春廼◆◆榮 (「◆◆」は「雨」と「月」を上下に配置したもの), 勇美波利津喜, 勇美波理津喜, 遊美波里月, 由美葉里都着, 遊見は里月, 春の夕栄, 勇美破里都幾者類乃遊婦榮, 弓張月春の夕栄, 勇美波里都幾, 遊みは里月, 勇美坡里月, ゆみは里津幾, ゆみはり月, 遊見張都幾, 春迺夕栄, 弓張月春之夕榮, ゆみはり月はるのゆふ栄, ゆみはり徒支, 弓張月はるの夕栄
版心の書名: 弓張, 弓張月, 弓はり月. 書袋の書名: 弓張月春廼◆◆榮 (「◆◆」は「雨」と「月」を上下に配置したもの), 弓張月はるの夕栄, 弓張月春廼夕栄, 弓張月, はるの夕栄, ゆみはり月, ゆみ張つき, 弓張月春のゆふ栄ほか. 「国書総目録」の書名: 弓張月春廼霄栄
初編-20編: 樂亭西馬作, 21-24編: 樂亭西馬遺稿 ; 假名垣魯文校合. 初編-16編: 歌川國輝(1世)画, 17編: 歌川國光 (歌川國輝1世) 画, 18-24編: 歌川芳虎画. 3編巻末ほかの責任表示: 一雄齋國輝画, 9編巻末の責任表示: 鈘持樓國輝画, 22編巻末ほかの責任表示: 一猛齋芳虎画, 1-20編の表紙に「外題豊國画」とあり
出版者は2編下の後表紙見返しの「嘉永四辛亥春 / 東都 錦曻堂恵比壽屋庄七」より (初編, 2編, 3編は若林堂若狭屋與市の後印か)
初編に「嘉永四歳辛亥」の若林堂若狭屋與市の蔵版目録, 2編, 6編に「嘉永四辛亥春」, 8編に「嘉永六癸丑」, 9編, 11編, 12編に「嘉永七甲寅」, 13編, 15編に「嘉永八乙卯」, 17編に「安政五戊午」, 19編に「安政七庚[申]」, 20編, 21編, 22編, 23編に「文久元年辛酉」の錦曻堂恵比壽屋庄七の蔵版目録あり
各編の見返し: 初編-3編: 嘉永4辛亥 (1851), 4編: 嘉永5壬子 (1852), 5-8編: 記載なし, 9編: 嘉永6癸丑 (1853), 10-12編: 嘉永7甲寅 (1854), 13編: 記載なし, 14編: 安政2乙卯 (1855), 15-24編: 記載なし
樂亭西馬の序: 初編: 「嘉永四年辛亥初春新鐫」, 2編: 「嘉永四歳辛亥孟春新鐫」, 3編: 「嘉永三庚戌初夏稿成 仝四歳辛亥孟春彂市」, 4編: 「嘉永四年辛亥初春」, 5編: 「嘉永四辛亥年初夏」, 6編: 「嘉永五壬子歳孟春新刻」, 7編: 「嘉永六癸丑年孟陽新鐫」, 8編: 「嘉永五壬子年如月草稿成 同六癸丑年孟陽永吉日」, 9編: 「嘉永六癸丑歳孟陽新鐫」, 10編: 「嘉永六癸丑孟春新鐫」, 11編: 「嘉永六癸丑年三月發兌」, 12編: 「嘉永七甲寅年孟陽新刻」, 13編: 「嘉永八乙卯年孟春新刻」, 14編: 「嘉永八乙卯年早春發市」, 15編: 「嘉永七甲寅秋發市 仝八乙卯新販」, 16編: 「安政四丁巳年孟春新刻」, 17編: 「安政四丁巳年五月草稿成 [安政]五戊午年正月發市」, 18編: 序年の記載なし, 錦昇堂主人の序: 20編: 「万延二年辛酉春」, 假名垣魯文の序: 21編: 「文久元年辛酉季春」, 22編: 「文久三癸亥ノ春」, 23編: 「文久四稔甲子春」, 24編: 「慶應三丙寅初春新鐫」
合巻 (各編上: 10丁, 各編下: 11-20丁). 8編: 丁付に誤刻あり: 15丁目から: 「十四」「十六」, 丁付なし, 「十七」と続く (実丁数に変化なし), 18編: 丁付に誤刻あり: 2-3丁目: 「三」「三」(実丁数に変化なし), 19編: 落丁あり: 13丁目欠 (実丁数: 19丁)
表紙は笹竜胆と唐草または幾何学模様に笹竜胆 (各編色違い), 原表紙は摺付表紙, 各編上・下冊ずつの合綴に各編の書袋が前表紙の次に綴じ込まれている
印記: 「小自在」(朱印)
口絵に一部色刷あり
帙入
虫損, 汚損あり. 表紙に疲れ, 褪色あり