和漢古書につき記述対象資料毎に書誌レコード作成
本タイトルは[初編]の序題より (「蝦蟇妖術大蛇怪異」は角書)
初編の扉の書名: 児雷也豪傑ものかたり. 原表紙: [初編]-4, 7-13, 15-19, 21-36, 38, 40, 42編: 児雷也豪傑譚, 5-6編: 緑林豪傑譚, 14, 20編: 児雷也, 37編: 児雷也豪傑物語, 39編: 豪傑兒雷也譚, 41編: 兒雷也譚. 見返しの書名: [初編]ほか: 児雷也豪傑譚, 4編下: 兒雷也, 5編上: 蝦蟆妖術大蛇怪異緑林豪傑譚, 5編下: 緑林豪傑譚, 6編下: みどりのはやし豪傑譚, 8編上: 蝦蟆妖術大蛇怪異兒雷也豪傑譚, 9編下: じらいやかうけつものかたり, 11編上: 蝦蟆妖術巨蛇怪異児雷也豪傑譚, 11編下: 蝦蟇のえうじゆつ巨蟒のくわい夷児雷也豪傑物かたり, 13編上: 児雷や豪傑譚, 13編下: じらいやごうけつものがたり, 14編下: 児雷也豪傑ものかたり, 15編下: じらいやがうけつものがたり, 17編: じらいや豪傑ものかたり, 18編上: じらいやがうけつ物がたり, 19編上: 児雷也豪傑物語, 26編上: じらいや, 30編上: しらいやかうけつものかたり, 31編上: しらいや豪傑ものかたり, 32編上: 豪傑児雷也物語. 版心の書名: 児雷哉物語, じらいや, 児雷也. 「国書総目録」の別書名: 自来也豪傑譚
初編-11編: 美圖垣笑顔作 (7-11編: 一筆葊主人実作), 12-36編の作者: 柳下亭種員作, 37-39, 41編: 柳下亭種員遺稿, 37-39編: 柳水亭種清補, 40-42編: 柳水亭種清作, 初編-15編の画師: 歌川國貞, 16-26編: 一雄齋國輝, 27-28編: 一雄齋國光, 29-30編: 歌川国盛, 31-35編: 梅蝶樓國貞 (31編の原表紙「梅蝶樓國貞画」, 上下巻末「國盛画」とあり), 36-38編: 一勇齋國芳画 (37編: 芳房補筆, 38編原表紙「一惠齋芳幾画」, 上下巻末「國芳圖画」とあり) 39-41編: 一惠齋芳幾 (41編原表紙「芳幾画」, 上下巻末「國貞画」とあり), 42編: 梅蝶樓國貞, 初編上見返しほかの責任表示: 香蝶樓國貞画, 5編下表紙ほか: 二世一陽齋豊國画, 5編上見返しほか: 歌川豊國画, 29編の原表紙: 一龍齋國盛, 30編の原表紙: 歌川國盛画, 32編の原表紙: 一壽齋國貞画, 37編下巻末: 芳房補助. 16編-36, 41編の表紙に「外題豊國画」とあり, 16-36編の表紙に「外題豊國画」「表題豊國画」とあり, 41編の表紙に「外題國貞画」とあり
[初編]-2編の外題および見返しには「第二輯」とあり
出版事項は蔵版目録および序年より
表紙および見返しによる年紀: [初編]: 年紀の記載なし, 2編: 天保12辛丑 (1841), 3編: 年紀の記載なし, 4編: 天保13壬寅 (1842), 5-6編: 弘化3丙午 (1846), 7編: 弘化4丁未 (1847), 8-9編: 弘化5戊申 (1848), 10-11編: 嘉永2己酉 (1849), 12-14編: 嘉永3庚戌 (1850), 15-17編: 嘉永4辛亥 (1851), 18編: 嘉永5壬子 (1852), 19-23編: 嘉永6癸丑 (1853), 24-25編: 嘉永7甲寅 (1854), 26-28編: 嘉永8乙卯 (1855), 29-30編: 年紀の記載なし, 31編: 安政5戊午 (1858), 32-36編: 年紀の記載なし, 37-38編: 万延2辛酉 (1861), 39-40編: 文久3癸亥 (1863), 41-42編: 元治2乙丑 (1865)
美圖垣笑顔の自序: [初編]: 「天保十亥年孟春」, 2編: 「天保十二年辛丑孟春」, 3編: 序年の記載なし, 4編: 「天保十三壬寅年正月」, 5編: 序年の記載なし, 6編: 「弘化三年丙午孟陽」, 一筆葊主人の序: 7編: 「弘化丁未春發兌」, 8編: 「維時弘化丁未春稿脱 同戊申年新春發兌」, 9編: 「戊申孟春」, 10編: 「酉の初春新版の魁に梓」, 11編: 「維時嘉永戊申中春稿成 同己酉春寿梓発兌」, 柳下亭種員の自序: 12編: 「維時嘉永第二稔己酉歳正月稿成 同三稔庚戌新春発兌」, 13編: 「于時嘉永庚戌正月」, 14編: 「嘉永庚戌王正月」, 15編: 「嘉永庚戌初春結稿 同辛亥孟陬發兌」, 16編: 「嘉永庚戌八月成稿 同辛亥正月發兌」, 17編: 「嘉永四辛亥陽春發兌」, 18編: 「嘉永壬子孟陬」, 19編: 「嘉永壬子春王正月」, 20編: 「嘉永壬子年正月」, 21編: 「嘉永癸丑開春」, 22編: 「嘉永六年正月」, 23編: 「嘉永癸丑陬月」, 24編: 「嘉永甲寅新春」, 25編: 「嘉永甲寅王正月」, 26編: 「嘉永乙卯正月」, 27編: 「安政二乙卯新春吉辰」, 28編: 「安政二年孟陽」, 29編: 「安政丙辰端月」, 30編: 「安政四年丁巳歳端月」, 31編: 「安政四年端月」, 32編: 「安政戊午獻歳」, 33編: 「安政戊午正月」, 34編: 「安政己未新春」, 35編: 「安政己未初春」, 36編: 「安政己未開端」, 37編: 「萬延元辛酉初春」, 38編: 「万延辛酉春」, 柳水亭種清の自序: 39編: 「文久二稔壬戌初春」, 40-41編: 序年の記載なし, 42編: 「元治二乙丑春」
和泉屋市兵衞の蔵版目録: 2編: 「天保十二年辛丑」, 5, 7-8, 10-11編: 「嘉永二年酉」, 9, 12-17編: 「嘉永四亥年」, 18-23編: 「嘉永六年癸丑」, 24-25編: 「嘉永七甲寅」, 26-28編: 「嘉永八乙卯」, 29編: 「安政三丙辰」, 30, 35編: 「安政四丁巳」, 31編: 「安政五戊午」, 37編: 「安政四丁巳」, 「万延辛酉」, 38編: 「万延辛酉」, 40編: 癸亥, 41-42編: 元治二乙丑」
43編を欠く
合巻 (各編上: 10丁, 下: 11-20丁). 10編: 乱丁あり: 13-15丁目: 「十四」「十五」「十三」と続く: 実丁数変わらず
表紙は摺付表紙, 上下2冊ずつの合綴, 合わせ表紙(原表紙)上下が見開きにして綴じ込まれているもの, 前表紙として書袋が綴じ込まれているもの等あり (26編には27編の, 27編には26編の原表紙および書袋が誤って綴じ込まれている)
印記: 「小自在菴」(朱印)
口絵の一部は色刷
42冊2帙入 ([初編]-22編, 23-42編に分かれる, 23-42編は刷違いの7冊<BB05049008><BB0504945X><BB05051305>と同帙入)
虫損, 破損あり (一部裏打補修あり). 表紙に褪色あり, 21編の後表紙下部大きく破損