アジア地域の日本研究

ここでは、アジア地域における日本研究について調べるための情報源をご紹介します。【 】内は当館請求記号、インターネット情報源の最終アクセス日は2024年8月6日です。

1.概要

上記の資料以外にも、日本研究をテーマとする資料は数多くあります。当館の所蔵を調べる場合、国立国会図書館サーチを「日本研究」「日本学」などのキーワードで検索する以外に、分類「GB61(日本論)」「GB63(外国人による日本学)」を用いて検索する方法もあります。

2.文献目録

  • 『世界のみた日本 : 国立国会図書館所蔵日本関係翻訳図書目録』(国立国会図書館, 1989)【GB1-E18】
     当館が1989年6月末までに収集・整理した戦後刊行資料のうち、外国人著者による日本関係の日本語図書約2,600点の書誌事項を収録した資料目録です。収録書の大部分は翻訳図書です。排列は分野別、巻末に「書名索引」「著者名索引」「原書名索引」を付しています。

  • 『「日本研究」図書目録 : 1985-2004 : 世界の中の日本』(日外アソシエーツ, 2005)【GB1-H41】
     1985年から2004年までに日本国内で刊行された日本語図書のうち、外国人著者による日本関係図書約5,360点の書誌事項を収録した資料目録です。排列は分野別、巻末に「著者名索引」「書名索引」を付しています。

  • 『「日本研究」図書目録 : 2005-2021 : 世界の中の日本』(日外アソシエーツ, 2005)【GB1-M27】
     上記目録の続編です。2005年から2021年までに日本国内で刊行された日本語図書のうち、外国人著者による日本関係図書約6,767点の書誌事項を収録した資料目録です。

  • 『文献目録日本論・日本人論の50年 : 1945~1995』(日外アソシエーツ, 1996)【GB1-G20】
     1945年から1995年までに日本国内で刊行・発表された日本論・日本人論に関する図書、論文、雑誌記事の文献目録です。団体を含む5,200の編著者について、文献11,300点の書誌事項を収録しています。編著者名の五十音順に排列、巻末に「事項名索引」を付しています。

  • 『文献目録日本論・日本人論 : 1996~2006』(日外アソシエーツ, 2007)【GB1-H60】
     上記目録の続編です。1996年から2006年までに刊行・発表された、団体を含む6,872の文献12,780点について書誌事項を収録しています。

  • 『事典外国人の見た日本』(日外アソシエーツ, 1992)【GB1-E36】
     外国人の日本観をテーマとした総合事典です。「第1部 事典 外国人の見た日本」「第2部 概説 日本研究の歴史と現状」からなります。第1部では、1960年までに発表された外国人著者の日本関係文献のうち、日本語訳があるもの322点について解題を収録しています。第2部では、中国・朝鮮を含む各国の日本研究の歴史と現状を紹介しています。第1部、第2部とも、欧米の日本研究を扱った部分が大半を占めます。巻末に「邦訳書名索引」「原書名索引」「著者名索引」を付しています。

3.研究者・研究機関

  • 『ジャパンスタディ「日本研究」人物事典』(日外アソシエーツ, 2008)【GB12-J4】
     日本研究の著作がある中世から現代までの外国人1,703名の氏名、経歴、著作情報を収録した人名辞典です。著作が日本国内で刊行された人物のみを収録対象としています。排列は五十音順、巻末に「国別索引」「分野別索引」を付しています。

  • 『海外日本研究機関一覧. 2005年版』(国際日本文化研究センター, 2006)【GB8-H60】
     海外における日本研究機関のダイレクトリーです。50の国・地域における550の機関について、機関名、所在地、連絡先、ウェブサイトのURL、所属研究者の氏名などの情報を収録しています。

  • 海外日本研究機関調査Leave the NDL website. (国際交流基金)
     日本研究機関、学会、日本研究者などの情報を収録しています。

  • 2021年度 海外日本語教育機関調査Leave the NDL website. (国際交流基金)
     国際交流基金が2021年度に実施した、「海外日本語教育機関調査」の結果報告書です。

4.データベース

  • NIMOU(日本研究情報網)Leave the NDL website. (国際日本文化研究センター)
     日本研究に携わる世界中の研究者、機関、日本研究に関する学術誌の情報を収録したデータベースです。国・地域別の検索も可能です。なお、学術研究機関又はそれらに属する方のみが、学術研究目的に限って利用することができる、とあります。

  • 日本文学翻訳書誌データベースLeave the NDL website. (国際交流基金)
     外国語に翻訳された日本文学作品の書誌データベースです。収録は戦後以降の作品が中心です。翻訳言語、出版年、キーワードからの検索のほか、アルファベット順の「著者一覧検索」「作品名(原題)一覧検索」を提供しています。

  • 2021年度調査 日本語教育機関検索Leave the NDL website. (国際交流基金)
     海外の日本語教育機関について、名称、住所、連絡先などの情報を収録したデータベースです。地域別検索、キーワード検索などを提供しています。

  • 日本語教育事情調査Leave the NDL website. (東京外国語大学国際日本研究センター データサイト)
     各国の高等教育機関における日本語教育情報を収録したデータベースです。約80機関について、機関名等の基本情報だけでなく、カリキュラムや使用テキストにまで触れた紹介を行っているのが特徴です。

  • 日本学研究データベース(インド)(国文学研究資料館)
     インドの日本学に関するデータベースです。「国文学研究資料館学術情報リポジトリ」Leave the NDL website. から閲覧できます。"Bibliography India-Japan, literaturepioneers India-Japan"(Department of Chinese and Japanese Studies, University of Delhi, 2002)をもとに作成されたもので、日本文学に関する研究文献、日本文学の翻訳書などについて書誌事項を収録しています。

  • アジア・太洋州の日本研究事情Leave the NDL website. (国際交流基金)
     アジア・大洋州地域における日本研究の概況、機関情報、主要学術誌・学会誌などについて、国・地域別の情報を掲載しています。

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