鉱業について調べるには(統計・名鑑・インターネット情報源等)
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科学技術・経済情報室 作成
このページでは、鉱業について調べるための資料を紹介します。
ここでいう鉱業は、日本標準産業分類の大分類C「鉱業、採石業、砂利採取業」におおむね該当し、鉱物を掘採・採石する産業と、それらの品位向上処理を行う産業が当てはまります。
以下のページでは、鉱業に関連する産業について調べられる資料を紹介しています。
- 鉄鋼・金属産業について調べるには:鉱石から含有する金属を抽出するための製錬・精製を行う産業
- エネルギー産業について調べるには:石炭からのコークス製造や天然ガスの供給、石油の精製を行う産業
【 】内は当館請求記号です。請求記号が記載されていないものは、版によって請求記号が異なります。国立国会図書館サーチでタイトルを入力して検索してください。
『資料名』(書誌情報)の後ろに*が付いている資料は、国立国会図書館サーチの書誌詳細画面に目次があります。
1. 統計資料、名鑑類、調査・レポート等
1-1. 鉱業全般
『経済産業省生産動態統計年報. 資源・窯業・建材統計編』(経済産業省 年刊 【Z41-515】)
基幹統計「経済産業省生産動態統計調査」の調査結果のうち、金・銀・鉛・亜鉛といった金属鉱物(精鉱)、けい石・石灰石といった非金属鉱物の生産・出荷・在庫などに関するデータを抜粋した年報です。『鉱山保安統計年報 : 確報』(経済産業省 年刊 【Z43-292】)
国内鉱山での災害状況を把握するための統計です。調査は毎月行われています。
2021年版をもって冊子での刊行は終了し、以後は経済産業省ホームページ内「鉱山保安統計年報・月報」のページで公表されています。『世界の鉱業の趨勢』(エネルギー・金属鉱物資源機構 年刊)(国立国会図書館デジタルコレクション)
世界の主要鉱産国における鉱業政策、主要鉱産物、鉱山会社の活動状況を国ごとにまとめたレポートです。その国の鉱業の概況、鉱山会社活動状況、日本との関係などが記載されており、主要鉱物については生産量、消費量、輸出入量の統計が掲載されています。
エネルギー・金属鉱物資源機構ホームページ内「出版物・レポート一覧」のページにもバックナンバーが掲載されています。
歴史・長期統計を調べる
- 『本邦鉱業の趨勢50年史』(通商産業省大臣官房調査統計部 1963-1964)*(国立国会図書館デジタルコレクション: 統計編、解説編)
日本の鉱業の趨勢調査(「鉱業明細表」)が開始された明治38(1905)年から昭和35(1960)年までの統計データと、統計データに基づく日本の鉱業の発展過程などの解説を収録した資料です。
1-2. 非鉄金属鉱業
『レアメタル備蓄データ集』(石油天然ガス・金属鉱物資源機構 年刊)*
レアメタルの国別資源量・埋蔵量・生産量・消費量などが掲載されています。データの出典は、"Mineral Commodity Summaries"、『日本貿易月表』、『工業レアメタル』などです。"Metallstatistik = Metal statistics"(World Bureau of Metal Statistics 年刊 【Z61-E211】)
過去11年分の世界の非鉄金属(アルミニウム、鉛、銅、亜鉛、錫、アンチモン、カドミウム、マグネシウム、ニッケル、水銀、銀および金)の生産量、消費量、輸入・輸出量が国別に掲載されています。1950年以降のドイツ、イギリス、アメリカにおける主要な非鉄金属の価格も掲載されています。『解説レアメタル : NEDOレポート』(日刊工業新聞社 2016 【PD161-L6】)*
世界各地のレアメタルに関する情報をまとめています。地域別のレアメタル需要量、レアメタル供給量、需給動向見通しなどが掲載されています。
2. 国立国会図書館サーチで検索するには
その他の資料は、国立国会図書館サーチで検索することができます。タイトルや編者・出版者名に含まれるキーワードから探してください。キーワードには「鉱業」、「鉱山」、「金属」、「土石」、「鉄鋼」などのほか、「市場」や「調査」、「報告」、「名簿」、「統計」のように形式を示すキーワードがあります。
ここでは、国立国会図書館分類表(NDLC)による分類や国立国会図書館件名標目表(NDLSH)による件名から検索する代表的な方法を紹介します。
分類
これらの分類記号に、必要に応じてキーワードを追加して検索します。詳細検索で「NDLC」の欄に入力して検索してください。
図書
- 鉱業 DL1
- 鉱業史・事情 DL3
- 鉱業史・事情(日本) DL5
- 金属鉱業 DL43
- 非金属鉱業・土石採取業 DL53
- 石炭鉱業 DL81
- 原油・天然ガス鉱業 DL161
雑誌
- 鉱業・エネルギー産業・工業 ZD41
- 金属工学・鉱山工学 ZP41
件名
「鉱業」、「鉱山」、「鉱業政策」、「石炭鉱業」、「鉄--鉱山」、「非鉄金属」、「ウラン」、「レアメタル」、「採石」、「油田」、「天然ガス」などが代表的な普通件名として挙げられます。
鉱業に関する件名は、このほかにもたくさんあります。Web NDL Authorities(国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)のキーワード検索において上記で紹介する件名から検索すると、さらに関連する件名も探すことができます。
3. インターネット情報源
3-1. レポートを探す
- JOGMEC金属資源情報(エネルギー・金属鉱物資源機構)
独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構[JOGMEC]が運営する、金属資源開発の専門情報サイトです。金属資源に関するニュースやレポート・刊行物などが掲載されています。
「レポート・刊行物一覧」から、「世界の鉱業の趨勢」や「資源メジャー・金属部門の動向調査」をはじめとした、鉱業に関するレポートを閲覧することができます。 - 調査及び立法考査局刊行物(国立国会図書館)
「通商・産業」の分野に鉱業に関連する当館作成刊行物が掲載されている場合があります。
3-2. 統計を探す
経済センサス-活動調査(経済産業省)
5年ごとに実施される、全産業分野の事業所数・従業者数や年間の生産金額・費用総額などを同一時点で網羅的に調査する統計調査です。
「調査の結果」の中の「確報」>「産業別集計」>「鉱業,採石業,砂利採取業」から、鉱業に関する結果の概要や統計表にアクセスできます。
「経済センサス-活動調査」の開始以前は、「本邦鉱業のすう勢調査」として鉱業の事業所数、従業者数、産出額、投入額、付加価値額などを調査していました。経済産業省生産動態統計調査(経済産業省)
「統計表一覧」のページの「確報 Revised Report」>「経済産業省生産動態統計確報」に掲載されている統計表(Excel形式)に、工業製品の月間の生産量や販売数量・金額などが、品目別に掲載されています。
統計表(実数表)の「調査票名」の列を「鉱物及びコークス月報」などでソートすると、鉱物の生産に関するデータに絞り込めます。
3-3. 非鉄金属鉱業
- 統計・データ(資源エネルギー庁)
「石炭・鉱物資源 関連」の項目から、「非鉄金属等需給動態統計調査」、「貴金属流通統計調査」などの統計調査のページにアクセスできます。