カルロス春日関係資料
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憲政資料室 作成
- 請求記号
移民(三)メキシコ-32
- 資料形態
原資料
- 書架延長
約1cm
- 主言語
英語
- 主な内容
米国大使館及び領事館等が作成したメキシコのバハ・カリフォルニア州在住日本人の収容所設置や強制移住に関する米国国務長官宛1942年1月付け報告書や電報から成る。
- 資料の構成
1942-1982年作成
- 移民(三)メキシコ-32
- 1 「『カルロス春日関係資料』収集経緯備忘録」 国立国会図書館作成(日本語) 電子式複写1枚
- 2 "ESTABLISHMENT OF COLONY FOR FOREIGN DELINQUENTS, January 8, 1942 Harold D. Finley, First Secretary of Embassy of the United States of America 電子式複写3枚
- 3 "Departure of Japanese Nationals from Mexicali, January 15, 1942 Stephen E. Aguirre, American Consul 電子式複写3枚
- 4 "TELEGRAM RECEIVED MCGURK January 3, 1942 電子式複写1枚
※「移民(三)メキシコ-32」の後に、各資料の番号を付して閲覧請求する。
- 旧蔵者
カルロス春日
- 生没年
1937年-
- 履歴
カルロス春日(カルロス剛春日小坂)は、1937年にメキシコサン・ルイス・ポトシ州セリトス市に春日勉(1910年頃-1973)・小坂光子(1914-2002)夫婦の長男として誕生。勉と光子は共に日本生まれの一世。第2次世界大戦下の1942年に出された移転命令のため、メキシコシティに一家は移住。小・中・高校はドイツ系の学校で過ごす。1956年に上智大学に私費留学し、帰国後、プラスチック製玩具製造会社(Industrias Kay)を家族と立ち上げる。メキシコ川﨑汽船やメキシコ・ヤクルト社の社長も担う。1977年の日本メキシコ学院(通称:日墨学院)の設立に携わる。1981年、パンアメリカン日系人協会を立ち上げ、1995年まで会長を務める。
※旧蔵者の履歴記述のため参考にした資料
・セルヒオ・エルナンデス・ガリンド「カルロス春日小坂氏という人物ー日系社会における奮闘と努力のストーリー」2017.10.26.ディスカバー・ニッケイウェブサイト
・「移住この人 カルロス春日さん」『海外移住』1987.8, p.19.(国立国会図書館デジタルコレクション/国立国会図書館・図書館送信参加館内公開)
・「メキシコ――カルロス春日氏」『海外移住』1995.1, pp.4-5.(国立国会図書館デジタルコレクション/国立国会図書館・図書館送信参加館内公開)- 原所蔵機関
米国国立公文書館 National Archives and Records Administration(RG59)
- 受入
カルロス春日氏が、1989年にロサンゼルスで開催されたパンアメリカン大会に参加した際に在米二世から受け取った複写資料を、メキシコ現地で収集にあたっていた当館職員が1989年頃に複写をして収集した。