照井亮次郎関係資料

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憲政資料室 作成

請求記号
移(三)-メキシコ-44、VE603-5(旧請求記号 移(三)-D5)
資料形態
電子式複写、マイクロフィルム
数量
2冊(製本)、1ボックス、2巻
主言語
日本語, スペイン語
主な内容
照井亮次郎書翰(発翰・来翰)。1897年の書翰と1916年の兄敬三宛書翰の電子式複写は、製本されている。
日墨協会所蔵資料(マイクロフィルム)のReel 8とReel 9中には、スペイン語、ローマ字などによる照井亮次郎書簡(発翰・来翰)を若干含む。ほかに照井と共同で事業を行った渡辺忠二宛書翰も含む。
旧蔵者
照井亮次郎 (てるいりょうじろう)
生没年
1874-1930
履歴
照井亮次郎は、1874.6.9岩手県稗貫郡矢澤村に生まれる、1894宮城農学校卒、1897.3メキシコ南部のチャパス州の榎本殖民地へ入植のためメキシコに渡航、1897.12-1898.3榎本武揚に報告するため一時帰国(数日の滞在)、1901高橋熊太郎らと三奥組合を設立、日墨協働会社役員、1919.12日墨協働会社の貿易部を日墨貿易会社に譲渡した際に日墨貿易会社常務取締役となる。同社取締役辞任後、オアハカ州リンマン・アントニオで渡辺忠二と共同で薬種業と製氷業を営む。ローマ字使用論者であり、『西日辞典 Diccionario espa?ol-japon?s』(右文社 1925)(463.9-N594d:国立国会図書館デジタルコレクションで館内公開)の編纂も行った。1930.10.14死去。伝記として亮次郎の兄敬三編の『照井亮次郎事蹟』(1942)(「日墨協働会社資料」所収)がある。
原所蔵機関
(社)日墨協会(在メキシコ)
受入
当館では1988年度に職員を派遣して、メキシコの日墨協会で所蔵する照井亮次郎書翰を電子式複写とマイクロフィルム撮影により収集した。
関連文献