系図を調べる

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1. 参考文献

2. 国立国会図書館サーチで系図を探す

図書として刊行された系図を、国立国会図書館サーチで探すには、キーワード欄に家名などの手がかりを入力し、絞り込み条件を開いて資料種別の「図書」を選択し、件名欄に「系譜」を入力して検索します。

3. 当館所蔵のおもな系図集

以下は、当館所蔵の翻刻・刊行された系図集です。系図ではない資料(伝記など)も一部含みます。
写本であっても、国立国会図書館デジタルコレクションのインターネット公開資料であれば書誌事項を記載し、書誌事項に続くリンクから閲覧できるようにしました。
以下のほかにも新しい版や刷を所蔵している場合があります(オンデマンド版など)。

3-1. 全般

3-2. 皇室・公家

  • 洞院満季 編『本朝皇胤紹運録』(写 【850-31】)(国立国会図書館デジタルコレクション)※写本
    [備考] 神代からの皇室系図を収録しています。『群書系図部集』第1巻に、1929年分までを増補した翻刻が収録されています。
    [索引] なし
  • 近藤敏喬 編『古代豪族系図集覧』(東京堂出版 1993 【GB43-E247】)
    [備考] おもに古代の公家(豪族)の氏族と、近現代までの皇室・主要社家の系図を収録しています。
    [索引] 氏姓、家名、名字、社家名
  • 正宗敦夫 編纂・校訂『諸家伝』(自治日報社 1968 【GB43-9】)
    正宗敦夫 編纂校訂『諸家伝』(日本古典全集刊行会 1939-1940 【281-Sh96ウ】)
    [備考] 系図ではなく、古代から江戸初期までの189家の堂上家(五位以上の昇殿資格のある貴族)について、生没、叙任、仕官などを記載した歴代譜です。
    [索引] 家名、二字名
  • 三上景文 著, 正宗敦夫 編・校訂『地下家伝』(自治日報社 1968 【GB43-1】)
    [三上景文 著], 正宗敦夫 校・編『地下家伝』(日本古典全集刊行会 1937-1938 【738-121】)
    [備考] 系図ではなく、古代から1852(嘉永5)年までの六位以下の官人(蔵人を除く)、昇殿資格のない四位・五位の官人などの下級貴族について、生没、叙任、仕官などを記載した歴代譜です。内容は芳賀矢一編『日本人名辞典』(大倉書店 大正3 【R281.03-H12ウ】)とあわせて古典学統合データベース(地下家伝・芳賀人名辞典データベース)(国文学研究資料館)で検索できます。古典学統合データベースは国文学研究資料館学術情報リポジトリLeave the NDL website. で公開しています。
    [索引] 名前、氏姓
  • 近藤敏喬 著『宮廷公家系図集覧』(東京堂出版 1994 【GB43-E288】)
    [備考] 堂上家の系図のほか、昇殿資格のない四位・五位の官人などの下級貴族の系図も収録しています。『本朝尊卑分脈』『系図纂要』『諸家伝』『地下家伝』を典拠にしています。
    [索引] 氏姓、家名、名字
  • 霞会館華族家系大成編輯委員会 編『平成新修旧華族家系大成』(霞会館 1996 【GB43-G33】)
    [備考] 1798(寛政10)年から1994年6月までの旧華族1,011家、皇族、旧皇族、旧王公族の系図を収録しています。
    [索引] なし

3-3. 大名・旗本

  • 太田資宗 [ほか編], 斎木一馬 [ほか]校訂『寛永諸家系図伝』(続群書類従完成会 1980-1997 【GB43-146】)
    [備考] 1643(寛永20)年成立の、江戸幕府が編纂した最初の系図集です。大名・旗本諸家約1,400家の系図を収録しています。『寛政重修諸家譜』の予備版にあたります。
    [索引] 家名、諱、称呼(幼名、通称など)、官職、国名、女子名姻戚、家紋

  • 堀田正敦 等編『寛政重修諸家譜』(新訂 続群書類従完成会 1964-1967 【288.21-Ka479-H】)※翻刻
    堀田正敦 編『寛政重修諸家譜 1520巻』(写 【828-1】)(国立国会図書館デジタルコレクション)※写本
    『寛政重脩諸家譜』(國民圖書 1922-1923 【63-238】)※翻刻
    [備考] 戦国時代から1798(寛政10)年頃までの諸大名(徳川氏を除く)、幕臣(旗本・御目見以上の下士、医者など)約2,100家の系図を収録しています。『寛永諸家系図伝』に続く江戸幕府編纂による系図集で、約10万名を収録し、各家の由緒・事績・家紋のほか個々人の事績も記載しています。
    [索引] 家名、諱、称呼(幼名、通称など)、官職、国名 ※新訂のみ

  • 斎木一馬 [ほか]校訂『徳川諸家系譜』(続群書類従完成会 1970-1984 【GB43-12】)
    [備考] 将軍家、御三家、御三卿など徳川氏本支流の系図集です。『柳営婦女伝系』(将軍の正室、側室などの女性の系図を収録)を含みます。
    [索引] 家名、諱、称呼(称号、通称、院号、官職名)

  • 新井白石 著『新編藩翰譜』(新人物往来社 1977 【GB43-91】)
    [備考] 1600(慶長5)年から1786(天明6)年までの万石以上の大名家337家の記録と系図集です。『藩翰譜』(1600年~1680年)、『続藩翰譜』(1680年~1786年)を再構成したものです。なお、『藩翰譜』については、写本・翻刻のデジタル化資料があります。
    新井白石 編『藩翰譜 12巻』(写 【839-9】)(国立国会図書館デジタルコレクション)※写本
    新井白石 著, 大槻如電 校『藩翰譜』(吉川半七 1894-1896 【4-278】)※翻刻
    新井白石 著, 大槻如電 校『藩翰譜』(校刻(再版) 吉川半七 1952-1954 【4-278イ】)※翻刻
    [索引] なし

  • 新田完三 編『内閣文庫蔵諸侯年表』(東京堂出版 1984 【GB12-58】)
    [備考] 系図ではなく、『寛政重修諸家譜』などをもとにした、1871(明治4)年まで存続した大名家について、領所、石高、没年、官位叙任などを記載した歴代譜です。排列は廃藩置県時の領所の五十音順です。
    [索引] 人名(家名ごとの五十音順)

  • [田畑吉正 著], 斎木一馬, 岩沢愿彦 校訂『断家譜』(続群書類従完成会 1995 【GB43-G24】)
    [備考] 1809(文化6)年成立の、慶長年間(1596年~1615年)以降の約200年間に廃絶した大名・御目見以上の約800家の系図集です。
    [索引] 家名、諱、称呼(称号、通称、院号、官職名)

  • [堀田正敦] [ほか著], 林亮勝, 坂本正仁 校訂『干城録』(人間舎 1997-2003)
    [備考] 系図ではなく、1651(慶安4)年までの一万石以下の幕臣約2,700名の伝記です。『寛政重修諸家譜』よりも詳しい部分が多く、出典が明示されています。
    [索引] 日本人名情報索引(人文分野)で検索可

  • 霞会館華族家系大成編輯委員会 編『平成新修旧華族家系大成』(霞会館 1996 【GB43-G33】)
    [備考] 1798(寛政10)年から1994年6月までの旧華族1,011家の系図を収録しています。
    [索引] なし

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