沿岸海域地形図・土地条件図
更新
地図室 作成
沿岸海域地形図・同土地条件図は、沿岸海域(沿岸の陸域とそれに連続する水深おおむね50mまでの海域)を対象として、その管理・開発利用計画・環境保全対策等の基礎資料とするために、地形、地質、土地の利用状況などを示した地図です。国土地理院により実施された、「沿岸海域基礎調査」(昭和47年~平成18年)に基づいて作成されました。
1. 国立国会図書館の所蔵
ほとんどの資料は「沿岸海域基礎調査報告書」(国土地理院)とセットになった折り図で、東京本館地図室では、国土地理院から刊行された76面全てを所蔵しています。(2015年1月現在)
「沿岸海域土地条件図」は、国土地理院が運営するサイト「地理院地図」でも閲覧可能です。
1-1. 沿岸海域地形図(1:25,000)
陸域については既製の1:25,000地形図を用い、海域については、等深線や底質などの「自然条件」、海上保安施設や水産施設などの「各種施設」、港湾区域界港区・航路・開発保全航路の界などの「管理区分」を色分けして表示しています。
1-2. 沿岸海域土地条件図(1:25,000)
沿岸部の陸域、海域の土地条件を表す主題図です。
陸部の地形分類、海部の地形分類、底質、水深、各種施設等を表示しています。
2. 資料の利用方法
国立国会図書館サーチで、検索対象を「国立国会図書館」のみ選択、さらに資料種別「地図」を選択した上で、キーワード欄に「沿岸△図名」(△はスペース)を入力して検索します。図名は、日本地図センターの「国土地理院刊行地図一覧図」で確認できます。また、図名がわからない場合でも、国立国会図書館サーチの絞り込み条件から、資料種別「地図」を選択し、キーワード欄に「沿岸海域地形図」(「沿岸海域土地条件図」)と入力すると、一覧を表示することができます。
3. 関連サイト
- 沿岸海域基礎調査(国土地理院)
沿岸海域基礎調査の概要や沿岸海域土地条件図の閲覧ページへのリンクなどが掲載されています。