堀田両平コレクション
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サービス企画課 作成
ここでは、当館で所蔵する堀田両平コレクションについてご紹介します。【】内は当館請求記号です。
1. 概要
堀田時計店(現・株式会社ホッタ)の四代目社長で、全米時計収集家協会(NAWCC)の日本支部事務局長も務めた堀田両平(本名:堀田良平、1913-1989)の旧蔵資料です。昭和62(1987)年に当館に約6,000点の資料が寄贈されました。
本コレクションは時計をはじめとして、時計や暦に関わるあらゆるものの収集家として知られた堀田の著書『とけいとこよみの錦絵目録』(堀田両平 1971 【KC1-2】)の「錦絵の部」と「暦の部」に収録された資料と、その後の収集資料から構成されています。時計・宝石に関する各種の参考書やカタログ・パンフレット、メーカーの機関紙のほか、古暦や錦絵も収められています。またコレクションの三分の一は洋書で、稀覯本も少なくありません。
2. 検索方法
和古書・漢籍等
古暦・錦絵を中心とする資料は、東京本館古典籍資料室で所蔵しています。国立国会図書館サーチでキーワードに「堀田両平氏寄贈」と入力するか、詳細検索画面で「請求記号」欄に「VF6*」(前方一致検索)と入力、「所蔵場所」欄の「東京本館」をクリックして開き「古典籍資料室」を選択することで検索できます。
和洋図書・その他の資料
大半の資料は東京本館図書別室で利用できます。和図書や文書類は国立国会図書館サーチでは検索できないため、図書別室に備え付けのカード目録及び『時計の文献目録』(堀田両平 1971 【M1-19】)、『とけいとこよみの錦絵目録』(堀田両平 1971 【KC1-2】)を確認してください。
洋図書は、国立国会図書館サーチの詳細検索画面で「資料種別」欄の「図書」をチェック、「請求記号」欄に「VF6*」と入力、「所蔵場所」欄の「東京本館」をクリックして開き「図書カウンター・図書別室」と選択することで検索できます。
3. 利用方法
和古書・漢籍等
デジタル化済の資料は国立国会図書館デジタルコレクションで利用できます。
その他の資料は原則として東京本館古典籍資料室で利用できます。利用方法は、古典籍資料室のページを参照してください。
和洋図書・その他の資料
東京本館図書別室で利用できます。和図書や文書類は国立国会図書館サーチからは申し込めませんので、「2.検索方法」を参照して資料の請求記号をご確認のうえ、図書別室カウンターへお申込みください。
洋図書は、国立国会図書館サーチから申し込むことができます。デジタル化済の資料は国立国会図書館デジタルコレクションで利用できます。
4. 参考文献
- 『ホッタ小史 堀田時計店からホッタへ 堀田良平の半世紀』(ホッタ 1990 【DH465-L6】)
- 『おかげさまで創業100年堀田時計店 1879・Hotta・1979』(堀田時計店 1979 【Y93-J1844】)
- 河合将彦「あの人の蔵書(第3回)堀田両平コレクション」(『国立国会図書館月報』710号 2020年6月 pp.24-28 【Z21-146】)
- 藤田千紘「今月の一冊 国立国会図書館の蔵書から 海を渡った錦絵カレンダー : 川俣絹布整練株式会社明治四十三年カレンダー」(『国立国会図書館月報』681号 2018年1月 pp.3-5 【Z21-146】)
- 小野沢うばら「寄贈二話―古暦・天文、時計及び宝石関係資料の2大コレクション」(『国立国会図書館月報』319号 1987年10月 pp.24-25 【Z21-146】)
- 『時計文献蔵書目録』(堀田時計店 1963 【535.2-H732t2】)
- 『時計文献蔵書目録 改訂版』(堀田両平 1967 【535.2-H732t2-(s)】)
- 『時計の文献目録』(堀田両平 1971 【M1-19】)
- 『とけい・こよみ錦絵目録』(堀田両平 1969 【KC1-1】)
- 『とけいとこよみの錦絵目録』(堀田両平 1971 【KC1-2】)
- ACTIVITIES(株式会社ホッタ)
- 国立国会図書館の暦コレクション-国立国会図書館電子展示会「日本の暦」