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絶滅危惧種について調べる

絶滅危惧種について調べるための資料には以下のようなものがあります。

【 】内は当館請求記号です。請求記号が記載されていない資料は、版、巻によって請求記号が異なります。国立国会図書館サーチでタイトルによる検索を行ってください。
『資料名』(書誌情報)の後ろに*が付いている資料は、国立国会図書館サーチの書誌詳細画面に目次があります。

1. レッドリスト、レッドデータブックとは

絶滅危惧種について調べるための代表的な資料にレッドリスト、レッドデータブックがあります。
絶滅のおそれのある野生動物の種をリスト化したものが「レッドリスト」であり、レッドリストに掲載された種について、形態や分布域などの詳細な情報をまとめた資料が「レッドデータブック」です。代表的なものとして、環境省Leave the NDL website. 国際自然保護連合Leave the NDL website. (International Union for Conservation of Nature:IUCN)が公表するレッドリスト、レッドデータブックがあります。この他、各都道府県や学会などで独自にレッドリスト、レッドデータブックを作成、公表している場合があります。

2. 日本の絶滅危惧種について調べる

3. 世界の絶滅危惧種について調べる

  • 『世界の絶滅危惧生物図鑑 : IUCNレッドリスト』(丸善出版 2014.1 【RA4-L4】)
    国際自然保護連合(IUCN)が作成したレッドリストに掲載された生物(菌類・変形菌類および植物を含む)の中から365種を選び、解説した資料です。絶滅危険度を示すカテゴリー、生態、保護対策の現状、生息地域などの情報をまとめており、カラー写真も掲載しています。巻頭ではIUCNレッドリストに関する基礎情報や歴史を解説しています。巻末に参考文献、用語解説、和名索引、学名索引などがあります。
  • 『絶滅危惧動物百科』(朝倉書店 2008.4- 2008.9)*
    イギリスで出版された"Endangered Animals"(Andromeda Oxford Limited 2002)を翻訳した全10巻の資料です。第1巻では、絶滅危惧種全般に関する情報を扱っており、保全のための組織、個体数減少の原因、保全活動の実際などを解説しています。第2-10巻では、約400種の絶滅危惧動物を和名五十音順に排列し、各種について見開き2ページで解説しています。IUCN作成のレッドリストにおけるカテゴリー(絶滅危険度)、世界の個体数、分布、生息場所、繁殖などの情報をまとめており、カラーの写真または図を掲載しています。各巻末に用語解説、参考文献、参考ウェブサイト、学名・和名索引などがあります。
  • 『絶滅危惧種図鑑レファレンス事典』(日外アソシエーツ 2012.12 【RA2-L4】)
    国内外の絶滅種や絶滅危惧種など約6,500種について、国内の代表的な図鑑328種433冊の掲載箇所を収録した索引誌(レファレンスブック)です。掲載種は、動物、魚類、昆虫、植物に大別の上、それぞれ一般的な名称の五十音順に排列されています。各種について、学名(英名)、漢字表記、解説(科名などの分類、種類、別名、大きさ、分布地など)、環境省作成のレッドリストカテゴリー、掲載図鑑名(略号で記載。正式名称は別表の一覧にあり。)、掲載ページ、図版種類(カラー/モノクロ、写真/図)をまとめています。巻頭にレッドリストカテゴリー一覧、巻末に学名索引があります。

4. インターネット情報