北朝鮮刊行資料の所蔵機関
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アジア情報室 作成
北朝鮮刊行資料の主な所蔵機関を紹介します。
【 】内は当館請求記号です。
1. 概説
- 板垣竜太「北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)歴史関連資料について」(『アジア情報室通報』17(4), 国立国会図書館 【Z71-J686】)
北朝鮮の歴史関連資料アクセスの現状について紹介しています。国内外で朝鮮発行資料を多く所蔵する機関、北朝鮮研究の基礎資料についても触れられています。 - 「特集 現代韓国朝鮮研究とアーカイブズ」(『現代韓国朝鮮研究』第8号, 2008.11 【Z71-L205】)
朴正鎮「韓国における北朝鮮資料の利用」、和田春樹「捕獲北朝鮮資料文書について」、礒崎敦仁「中国における北朝鮮関連資料」等を掲載しています。
現代韓国朝鮮学会ウェブサイトで本文を公開しています。
2. 国内
- 国立国会図書館
国立国会図書館サーチで国名コード「KP」を指定すれば、北朝鮮刊行の資料を絞り込めます。 - 滋賀県立大学図書情報センター朴慶植(パクキョンシク)文庫
朝鮮近代現代史・在日朝鮮人史研究家であった故・朴慶植氏の旧蔵書。 - 富山大学附属図書館 梶井文庫
富山大学人文学部朝鮮語・朝鮮文学コースの初代教授であった、故・梶井陟氏の朝鮮に関する旧蔵書(北朝鮮刊行資料を含む朝鮮語図書1,120冊、雑誌126種)。以下の目録が出版されています。『梶井文庫目録 : 富山大学附属図書館蔵』(富山大学人文学部朝鮮語・朝鮮文学コース1994)【GE3-E18】(日本語) - 神奈川大学図書館 梶村文庫(「文化センター・アリラン」旧蔵)
朝鮮近代史を専門とした故・梶村秀樹氏の旧蔵書。『梶村文庫朝鮮関係図書目録』(梶村文庫朝鮮関係図書目録編集委員会 1995)【GE3-G1】(日本語)あり。 - アジア経済研究所図書館
- 朝鮮奨学会図書室
- 朝鮮大学校図書館
- 同志社大学コリア研究センター・コンツェーヴィチ文庫
コリア文献データベースで検索できます。 - 文化センター・アリラン
3. 海外
3-1. 米国
- The Library of Congress(米国議会図書館)
North Korean Serialsでデジタル画像が提供されています。 - National Archives and Records Administration(NARA)(米国国立公文書館)
朝鮮戦争時の捕獲北朝鮮資料がRecord Group 242" National Archives Collection of Foreign Records Seized, 1675 - 1958"に含まれています。 - Harvard-Yenching Library(ハーバード燕京図書館)
- University of Hawaiʻi at Mānoa Library(ハワイ大学マノア校図書館)
3-2. 韓国
- 북한자료센터(北韓資料センター)
- 국회도서관(国会図書館)
特殊資料として北朝鮮資料を所蔵しています。 - 국립중앙도서관(国立中央図書館)
デジタル複製収集した「RG 242 (North North Documentation, National Archives Collection of Foreign Records Seized, 1675 – 1983)」(米国国立公文書館所蔵)に捕獲北朝鮮資料が含まれます。 - 국사편찬위원회(国史編纂委員会)
デジタル複製収集した「Record Group 242: National Archives Collection of Foreign Records Seized, 1675 - 1958」(米国国立公文書館所蔵)に捕獲北朝鮮資料が含まれます。
3-3. 中国
3-4. ロシア
- Российская государственная библиотека(ロシア国家図書館)(旧レーニン図書館)
- Российская национальная библиотека(ロシア国立図書館)