総合統計とは、さまざまな個別の統計から主要な統計データを抜粋し、編集してまとめた統計集です。
主要な統計データを系統的に総覧することができます。

ここでは、総合統計のうち、現代の日本全体の統計情報を調べるための代表的な情報源を紹介します。

過去の時系列データをまとめた統計集は、長期統計のページで紹介しています。
海外の総合的な統計集は、海外に関する統計のページで紹介しています。

【 】内は当館請求記号です。請求記号が記載されていないものは、版によって請求記号が異なります。国立国会図書館サーチでタイトルを入力して検索してください。
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1. 全般

1-1. 統計書

『日本統計年鑑』（総務省統計局　年刊）

内容

日本の国土、人口、経済、社会、文化などさまざまな分野の基本的な統計データを網羅した統計書です。
官公庁や民間調査機関などが実施・作成している統計から基本的なデータを選択しています。
分野ごとに章が分かれており、各章の冒頭に、出典元の統計の概要が掲載されています。
全巻英文併記で、巻末には日本語・英語それぞれのキーワードから引ける索引があります。

閲覧方法

総務省統計局ホームページ内「日本統計年鑑」のページに、最新版へのリンクが掲載されています。
「本書の内容」のページには、バックナンバー（平成23（2011）年～）の一覧などが掲載されています。

関連資料

• 『日本の統計』（総務省統計局　年刊）
  『日本統計年鑑』の中から特に重要な統計を選んで、手軽に利用しやすい形に取りまとめた資料です。
  各分野の基本的な統計を集め、編集しています。
  総務省統計局ホームページ内「日本の統計」＞「本書の内容」のページに、最新版とバックナンバーが掲載されています。

『日本国勢図会』（矢野恒太記念会　年刊　【Z41-107】）*

内容

日本の経済・社会に関する最新データを総合的に収集したデータブックです。
国が作成する統計のほかに、民間の業界団体やシンクタンクが作成する資料も取り上げています。
分野ごとに、その分野に関する解説文と統計表・グラフがまとめられています。

『統計でみる日本』（日本統計協会　年刊　【Z3-B412】）*

内容

日本の国土、社会、経済などさまざまな分野の、特に国民生活にかかわりの深い分野について、統計表やグラフを用いて現状や移り変わりを解説した資料です。
見開きの左ページに解説が、右ページに表やグラフが掲載されており、統計を見る上での解説が充実していることが特徴です。

1-2. インターネット情報源

政府統計の総合窓口（e-Stat）

内容

総務省統計局による政府統計のポータルサイトです。各府省などが実施する政府統計を一括して検索できます。
主要な統計データをグラフで提供する「統計ダッシュボード」も作成されています。

利用方法

「利用ガイド」のページに、利用方法が掲載されています。

RESAS 地域経済分析システム（経済産業省・内閣官房）

内容

地域経済に関する官民のビッグデータを、グラフなどで可視化することができるシステムです。
マーケティング、観光、人口、産業構造、地域経済循環、農林水産業、医療・介護の各分野について、データを用いた分析を行うことができます。

2. 分野別

各省庁が作成している主な分野別の総合統計には、以下のようなものがあります。
それぞれ、ウェブサイト上に統計表のファイルが掲載されています。