昭和33年産米の集荷について

昭和33年7月4日 閣議決定

収載資料:食糧管理史 各論5 食糧管理史編集室食糧管理史編集委員会 食糧庁 1971.5 p.245 当館請求記号:DM173-3

1 昭和33年産米の集荷は,事前売渡申込制によることとし,以下により集荷の万全を期する。
2 事前売渡申込に基いて政府が買い入れるものの昭和33年産米の総平均価格(1~4等平均)は,集荷の確保をはかるための申込加算金1俵(60㎏)当り40円(石当り100円)を含めて玄米1俵(60㎏)当り4,129円(石当り10,323円)と見込む。
3 価格差制度については,時期別価格差を設けるほか,歩留に応じて硬質米の価格に所要の加算を行う。
4 生産者の自主的申込を促進するため,申込時に買入代金の一部概算払(玄米1俵(60kg)当り800円(石当り2,000円))を行うとともに,事前売渡申込により政府に売り渡した米穀について従来と同様の減税措置(玄米平均1俵(60㎏)当り560円(石当り1,400円)を非課税とする。)を講ずる。