畠山文庫
更新
人文総合情報室 作成
受贈/購入年
1877年
数量
919冊(英語888冊・フランス語19冊・ドイツ語11冊・イタリア語1冊)存在するとされますが、現在確認できるのは380冊です。
概要
教育者で東京書籍館・東京博物館の館長を務めた畠山義成(1842-1876)の旧蔵書です。薩摩出身の畠山は同郷の鮫島尚信とともに幕末に薩摩藩英国留学生の一員として英米に学びました。本資料群の主題は広範囲にわたっていますが、歴史・地誌、語学・文学、キリスト教関係書が比較的多いとされます。
資料の所在・検索手段
一般の図書と区別せず所蔵しています。部分的な目録として中林隆明「畠山文庫目録」(『参考書誌研究』(通号29) 1985年3月 pp.31-49 【Z21-291】)があります。
参考文献・関連情報
- 国立国会図書館の歴史を調べる>資料群の来歴・請求記号の成り立ち
- 『国立国会図書館所蔵個人文庫展 : 展示会目録 [その1] (西欧学術の追求)』(国立国会図書館 1982 【UP72-42】)
- 中林隆明「畠山文庫目録」(『参考書誌研究』(通号29) 1985年3月 pp.31-49 【Z21-291】)
- 御幡真人「洋書を追いかけて(後編)サムライ・帝国図書館・神秘主義 : 森有礼、畠山義成、鮫島尚信と新生兄弟会」(『国立国会図書館月報』727号 2021年11月 pp.5-14 【Z21-146】)