テレビ番組の視聴率を調べる

日本におけるテレビ番組の視聴率調査は、NHKによる年2回の調査(1953年10月~)、電通による年2~4回の調査(1955年5月~1963年1月)、ビデオリサーチによる恒常的・広範囲な調査(1962年12月3日~)などがあります。それぞれ地域と時期により調査手法や標本数が異なります。
ここでは、出版されている調査報告書、インターネット公開されている視聴率ランキングなどを紹介します。なお、古くは「聴視率」とも呼ばれており、検索時には注意が必要です。

書誌事項末尾の【 】内は当館請求記号です。

1. 放送日時(期間)を調べる

ある番組の視聴率を調べるためには、まずその番組の放送日時(期間)を特定する必要があります。
最近の番組は放送局の公式ホームページなどで確認できることがあります。
過去の番組を調べるツールには、以下のものなどがあります。この他、新聞のテレビ欄やテレビ情報誌の番組表でも確認することができます。

2. 特定番組の視聴率を調べる

2-1. ビデオリサーチ調査(ビデオリサーチ刊)

当館では、調査開始から1977年3月までの報告書は所蔵していません。

番組平均世帯視聴率

番組平均個人視聴率

番組平均タイムシフト視聴率

2-2. ニールセン調査

当館では1961年~2000年までニールセン社が実施していた視聴率調査をまとめた資料は所蔵していません。ただし、一部のテレビ情報誌や広告専門誌では掲載する視聴率ランキングにニールセン調査を利用していた時期があるため、視聴率上位の番組については数値が分かる場合があります。以下はその例です。

2-3. NHK調査(NHK放送文化研究所世論調査部ほか刊)

3. 視聴率ランキングを調べる

3-1. 歴代ランキング

総合ランキング

ジャンル別ランキング

  • 過去の視聴率データ外部サイト(ビデオリサーチ)
    「ドラマ」、「音楽」などジャンル別の歴代10位までのランキングです(地区はジャンルにより異なる)。
    「プロ野球」>「プロ野球高世帯視聴率番組」>「パ・リーグ公式戦」のように、さらに細かく分類されていることがあります。

3-2. 年間ランキング

3-3. 3か月ごとのランキング

  • 『テレビ視聴率季報』(ビデオリサーチ)※請求記号は地区ごとに異なる、2020年で刊行終了
    「高世帯視聴率番組50」、「種目別高世帯視聴率番組10」、「局別高世帯視聴率番組10」などを掲載しています。

3-4. 週間ランキング

  • 週間高視聴率番組10外部サイト (ビデオリサーチ)
    「報道」、「ドラマ」などジャンル別の10位までの週間ランキングです。
    2015年以降の関東地区のデータを掲載しています。
  • タイムシフト視聴率10外部サイト (ビデオリサーチ)
    全ジャンル中10位までのタイムシフト視聴率および総合視聴率の週間ランキングです。
    2017年以降の関東地区のデータを掲載しています。

また、新聞の番組欄やテレビ情報誌などにも週間視聴率ランキングが掲載されている例があります。