鮫島文庫
更新
人文総合情報室 作成
受贈/購入年
1875年、1881年
数量
520冊程度存在するとされますが、確認されているのは216冊です。
概要
明治初期の外交官、鮫島尚信(1845-1880)の旧蔵書です。薩摩出身の鮫島は畠山義成や森有礼らとともに幕末に薩摩藩英国留学生の一員として英米に学びました。駐仏少弁務使、駐仏特命全権公使を歴任しています。当時欧米で広く流通していた本が主で、なかでも英仏語の法律・政治関係書を多く含みます。
資料の所在・検索手段
一般の図書と区別せず所蔵しています。部分的な目録として中林隆明「鮫島文庫目録稿」(『参考書誌研究』(通号30) 1985年9月 pp.36-49 【Z21-291】)があります。
参考文献・関連情報
- 国立国会図書館の歴史を調べる>資料群の来歴・請求記号の成り立ち
- 鮫島尚信・武之助関係文書(所蔵)
- 鮫島尚信・武之助関係文書(寄託)
- 『国立国会図書館所蔵個人文庫展 : 展示会目録 [その1] (西欧学術の追求)』(国立国会図書館 1982 【UP72-42】)
- 中林隆明「鮫島文庫目録稿」(『参考書誌研究』(通号30) 1985年9月 pp.36-49 【Z21-291】)
- 御幡真人「洋書を追いかけて(後編)サムライ・帝国図書館・神秘主義 : 森有礼、畠山義成、鮫島尚信と新生兄弟会」(『国立国会図書館月報』727号 2021年11月 pp.5-14 【Z21-146】