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樺山資紀関係文書(その1)

更新
憲政資料室 作成

受入事項
所蔵
資料形態
原資料
数量
901点 
デジタル化済:一部(2件)
書架延長
2.7m
旧蔵者
樺山資紀 (かばやますけのり)
旧蔵者生没年
1837-1922
旧蔵者出身地
鹿児島
旧蔵者履歴
天保8(1837).11.20鹿児島生まれ。薩英戦争・戊辰戦争に参加後、明治4(1871).10陸軍出 仕、明治5(1872).4熊本鎮台第2分営長(鹿児島)、明治5.10~1874.12清国・台湾出張、台湾出兵に従軍、1875.2陸軍省第2局次長、1875.12江華島事件で弁理公使黒田清隆随員として朝鮮へ出張、1876.11熊本鎮台参謀長、西南戦争時に熊本城籠城、1878.12近衛参謀長、1880.10兼大警視、1881.1兼警視総監、1883.12海軍大輔、1886.3海軍次官、 1887.9~88.10欧米出張、1890.5~92.8第1次山県内閣・第1次松方内閣海軍大臣、1892.8枢密顧問官、1894.7海軍軍令部長、1895.5~96.6大将、台湾総督、1895.8伯爵、1896.6予備役、枢密顧問官、1896.9~98.1 第2次松方内閣内務大臣1898.11~1900.10第2次山県内閣文部大臣、1904.10枢密顧問官、1913.6教育調査局総裁、1922.2.8死去。
電子展示会へのリンク
受入
(1)1953年3月、個人より譲渡。
(2)1980年8月19日、個人より寄贈(番号325~328)。
主な内容
書簡は未表装のものが約300通(発信者約180名分)、「交遊手巻」として軸装になっているものが6巻(約172通70名分)。書類のうち量的にまとまっている海軍関係資料には、海軍職制、服務通則、軍備金予算書、演習書類など事務的なものが多い。台湾関係資料も多く、地図、施政関係意見書・報告書、台湾事件取調書、樺山手記(「台湾記事」1872.2~74.12)などがみられる。このほか開拓使官用物払下関係資料、西南戦争関係資料(探偵書・意見書)、警視総監時代各種陳情書・建議書・政党関係資料、樺山家系図、演説筆記などがある。日記・手帳は、上記「台湾記事」のほか、1872.7~95.6のものが28冊残っている(中途に若干欠けている時期あり)。
検索手段
複製
マイクロフィルム(12巻)で閲覧。書簡の部183~189、書類の部269,271,294~328は原資料で閲覧。
関連資料の所在
関連文献
【資料紹介】
伊藤隆「樺山資紀」『近現代日本人物史料情報辞典』吉川弘文館、2004(同書第3巻及び「近現代史の人物史料情報」『日本歴史』771、2012.8に追加情報あり)
【資料集(翻刻)】
『明治史料.第1集 自由党員名簿』明治史料研究連絡会、1955(資料番号:書類の部55「自由党会員名簿」の翻刻)
安在邦夫「樺山資紀文書(書類)政党の衰退」『民衆史研究』34、1987(資料番号:書類の部8 「政党ノ衰退」の翻刻)
齋藤伸郎「(史料紹介)明治十四年 樺山資紀日記」『国士舘史学』22、2018(資料番号:書類の部268、269-1、310、311のうち、明治14年部分の翻刻)