桂太郎関係文書(MF:当室蔵・早稲田大学図書館蔵・宮内庁書陵部蔵ほか)
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憲政資料室 作成
- 受入事項
複製
- 資料形態
マイクロフィルム
- 数量
19巻
- 旧蔵者
桂太郎 (かつらたろう)
- 旧蔵者生没年
1847-1913
- 旧蔵者出身地
山口
- 旧蔵者履歴
弘化4(1848).11.28山口生まれ。明治3(1870).9兵学研究のためドイツ留学、1873.12帰国、1874.1陸軍大尉、1874.7参謀局諜報提理、1875.3ドイツ在留公使館附、1878.7帰国、参謀局諜報提理、1878.8兼太政官少書記官、法制局専務、1878.12参謀本部管西局長、1880.3兼太政官大書記官、太政官軍事部勤務、1884.1欧州各国兵制視察、1885.5陸軍省総務局長、1886.3~91.6陸軍次官、1888.11陸軍省法官部長、1890.3兼陸軍省軍務局長、1891.6第3師団長(名古屋)、1894.9~95.6日清戦争出征、1896.6台湾総督、1896.10東京防禦総督、1898.1第3次伊藤内閣陸軍大臣、1901.5~06.1内閣総理大臣、1903.10~04.2兼内務大臣、1906.1軍事参議官、1908.7~11.8内閣総理大臣、兼大蔵大臣、1911.4公爵、1911.8元勲優遇、1912.8内大臣、1912.12~13.2内閣総理大臣、1913.1立憲同志会創立委員長、1913.10.10死去。
- 電子展示会へのリンク
- 受入
『桂太郎関係文書(マイクロフィルム版)』国立国会図書館憲政資料室編、クレス出版、1995
- 主な内容
下記の2部構成をとるマイクロフィルム版の桂太郎関係資料。
- 憲政資料室所蔵分(「桂太郎関係文書(所蔵)」(当室所蔵)のマイクロフィルム版)。書簡(桂宛の、山県有朋、井上馨、伊藤博文、伊藤博文、松方正義、西園寺公望、寺内正毅、後藤新平などからの発信書簡)、桂太郎自伝稿本並参考資料、山県有朋意見書、桂太郎覚書類、桂家累代文書、桂太郎葬儀関係資料。(ただし、桂家累代文書、葬儀関係は当室所蔵分の一部のみ撮影収録)
- 43名からの桂太郎発信書簡。憲政資料室、早稲田大学図書館、宮内庁書陵部の諸家の資料群から桂太郎の「発信」書簡を採録したもの。
- 検索手段
『桂太郎関係文書目録(マイクロフィルム版)』国立国会図書館憲政資料室・クレス出版編、クレス出版、1995.11刊行
- 複写のための注記
一部複写要許可
- 原資料の所在
国立国会図書館憲政資料室蔵、早稲田大学図書館蔵、宮内庁書陵部蔵ほか
- 関連資料の所在
「貴族院五十年史編纂掛収集文書」(当室所蔵)には桂宛書簡写本あり
- 「桂太郎旧蔵諸家書翰」(早稲田大学図書館蔵)
- 「桂公爵家文書」(和文タイプ写、宮内庁書陵部蔵)
- 「桂文書」(京都大学総合博物館蔵)
- 関連文献
- 【資料紹介】
- 宇野俊一「桂太郎」と『桂太郎関係文書』」『桂太郎関係文書目録(マイクロフィルム版)』国立国会図書館憲政資料室・クレス出版編、クレス出版、1995
千葉功「『公爵桂太郎伝』と「桂太郎関係文書」」『日本歴史』591、1997.8
千葉功「桂太郎」『近現代日本人物史料情報辞典』吉川弘文館、2004
星原大輔「早稲田大学図書館蔵「桂太郎旧蔵諸家書翰」について 特に、山県有朋宛伊藤博文書翰をめぐって―」『社学研論集』8、2006.9
千葉功「(解題)『桂太郎関係文書』の来歴と概要」(千葉功編『桂太郎関係文書』東京大学出版会、2010所収)
千葉功「(解説)本書を理解するために―その時代背景(一)」(千葉功編『桂太郎関係文書』東京大学出版会、2010所収)
千葉功「(解説)本書を理解するために―その時代背景(二)」(千葉功編『桂太郎発書翰集』東京大学出版会、2011所収) - 【資料集(翻刻)】
- 『桂太郎自伝』宇野俊一校注、平凡社東洋文庫、1993(当資料群中、伝記稿本を収録)
千葉功編『桂太郎関係文書』東京大学出版会、2010(桂宛書簡を集成)
千葉功編『桂太郎発書翰集』東京大学出版会、2011(桂発信書簡を集成)
「『桂太郎関係文書』補遺」(上記『桂太郎関係文書』[2010]の補遺を『桂太郎発書翰集』[2011]に収録) - 【伝記】
- 『公爵桂太郎伝』徳富猪一郎編 、故桂公爵記念事業会、1917(資料引用多数)