近衛文麿関係文書(MF:陽明文庫蔵)
更新
憲政資料室 作成
- 受入事項
- 複製
- 資料形態
- マイクロフィルム
- 数量
- 14巻
- 旧蔵者
- 近衛文麿 (このえふみまろ)
- 旧蔵者生没年
- 1891-1945
- 旧蔵者出身地
- 東京
- 旧蔵者履歴
- 1891.10.12東京生まれ、近衛篤麿の長男。1904.1公爵、1912.7第1高等学校卒、1912.9東京帝国大学文科大学哲学科入学(翌月京都帝国大学法科大学転学)1916.10~45.12貴族院議員、1917.7.京都帝国大学法科大学政治学科卒、1919.1~11パリ講和会議に随員として出張、1926.5~1931.12東亜同文書院院長、1931.9内務省地方局雇、1933.6貴族院議長、1937.6~39.1、1940.7~41.10内閣総理大臣(うち1938.9~10兼外務大臣)、1939.1~40.6枢密院議長(うち1939.1~8兼平沼内閣国務大臣)、1945.8~10東久邇内閣国務大臣、1945.10内大臣府御用掛、1945.12.16自殺。
- 電子展示会へのリンク
- 受入
- 1968年、陽明文庫所蔵資料よりマイクロフィルム複製。
- 主な内容
- 政治・外交関係の書類が多く、書簡は少ない。自筆の手記や覚書、近衛内閣関係者の追憶、日中戦争関係、五相会議関係、東亜新秩序声明関係、日独伊防共協定・三国同盟関係、日米交渉関係、国民総動員関係、新体制運動、大政翼賛会、企画院、紀元二千六百年奉祝行事関係、日ソ関係、独ソ関係、近衛の遺書など。
- 整理の方法
- 目録の作成は、防衛庁防衛研究所戦史部(当時)による。
- 検索手段
- 複写のための注記
- 複写要許可(郵送での連絡。所定の書式に複写申請者も押印が必須ですのでご注意ください。)
- 原資料の所在
- 公益財団法人陽明文庫(京都市右京区)蔵(当資料群の原本の他「山本有三蒐集近衛文麿公史料」・日記(1944年6月~7月)も所蔵)
- 関連資料の所在
防衛省防防衛研究所戦史研究センター史料室(東京都新宿区)、早稲田大学図書館(東京都新宿区)でも同内容のマイクロフィルムを所蔵
- 関連文献
- 【資料紹介】
- 庄司潤一郎「近衛文麿」『近現代日本人物史料情報辞典』吉川弘文館、2004(同書第3巻に追加情報あり)
- 【資料集(翻刻)】
- 『近衛日記』共同通信社、1968(1944年6~7月の日記、当資料群には撮影されていない)
『現代史資料』第44巻(国家総動員2)今井清一・伊藤隆編、みすず書房、1974(近衛新党・新体制関係資料として当資料群の一部を収録) - 【伝記】
- 『近衛文麿』全2巻、矢部貞治、弘文堂、1952(のち読売新聞社、1976復刊、当資料群を利用)