宗方小太郎関係文書

更新
憲政資料室 作成

受入事項
所蔵
資料形態
原資料
数量
539点(第1次受入分)
40点(第2次受入分)
書架延長
1.7m(第1次受入分)・0.2m(第2次受入分)
旧蔵者
宗方小太郎 (むなかたこたろう)
旧蔵者生没年
1864-1923
旧蔵者出身地
熊本
旧蔵者履歴
元治元(1864).7.5熊本生まれ。号北平。佐々友房の熊本済々黌に学ぶ。1884.10上海渡航、1890上海に荒尾精が設立した日清貿易研究所で学生の教育・監督を担当、1893.1同研究所を辞して帰国、1893.7海軍嘱託、1896.2『漢報』を買収、1898.11東亜同文会の設立に参加、1907.10上海の『時報』の発行名義人となる、1914.10東方通信社を設立し同社社長、1923.2.5上海で病死。
受入
(1)1976年8月、個人より寄贈(第1次受入分 資料番号1~539)
(2)2015年2月、古書店より購入、2016年2月25日公開(第2次受入分 資料番号1001~1039)
主な内容
【第1次受入分】 目録は書簡の部と書類の部に分けて構成される。書簡は荒尾精、石川伍一、井手三郎、宮崎滔天などの大陸浪人、福島安正、竹下勇などの軍人、孫文、鄭孝胥などの中国人からの書簡計403通。書類は、主に1895年から1923年にかけての海軍軍令部宛報告書類。他に調査資料、日記9冊(1888~1922)がある。
【第2次受入分】 主に宗方小太郎から妻の宗方由紀子に宛てた書簡。他に、宗方丈夫(娘婿)から由紀子宛の書簡も複数含まれる。
検索手段
複製
【第1次受入分(資料番号1~539)】 マイクロフィルム(全12巻)で閲覧
【第2次受入分(資料番号1001~1039)】 原資料で閲覧
関連資料の所在
「宗方小太郎関係文書(マイクロフィルム)」(東京大学近代日本法制史料センター原資料部蔵。内容は概ね当室所蔵の文書と重複するが、一部当室に所蔵がない資料も収録。)
関連文献
【資料紹介】
「宗方小太郎文書」『国立国会図書館月報』186号、1976.9
馮正宝「宗方小太郎」『近現代日本人物史料情報辞典』吉川弘文館、2004
【資料集(翻刻)】
『宗方小太郎文書』(明治百年史叢書)原書房、1975
『宗方小太郎文書 続』(明治百年史叢書)原書房、1977
【伝記】
『評伝 宗方小太郎』馮正宝、亜季書房、1997(当室目録を附す)