小川平吉関係文書

更新
憲政資料室 作成

受入事項

所蔵

資料形態

原資料

数量

1,972点

書架延長

8.8m

旧蔵者

小川平吉 (おがわへいきち)

旧蔵者生没年

1870-1942

旧蔵者出身地

長野

旧蔵者履歴

明治2.12.1長野生まれ。小学校助教を経て、1883.9上京、司法省正則法律学校を経て1892.7東京帝国大学法科大(仏法)卒、1892.9代言人免許取得、1908.5~11欧州視察、1903.3~12.5、1913.5~30.1、1932.2~36.1衆議院議員、1915.5~16.3立憲政友会幹事長、1919.9~24.6東京府議、1920.5~22.6国勢院総裁、1925.2~8加藤(高)内閣司法大臣、1927.4~29.7田中(義)内閣鉄道大臣、1929.9起訴(私鉄疑獄)、1936.9大審院判決・懲役2年、1936.10入獄、1937.6仮出獄。1942.2.5死去。

受入

1974年~1977年、個人より譲渡。(資料番号1~1093)
2008年、個人より寄贈。(資料番号1094)
2020年10月、個人より寄贈。2020年11月19日、公開。(資料番号2001~2102)

主な内容

書簡の部と書類の部に分類。

<書簡の部>小川宛書簡が大半(発信者は400名を超える)。この他、小川の自筆書簡(草稿など)、電報など。

<書類の部>目録上の分類は下記の通り。A日華事変、B日韓併合、C東亜同文会、D辛亥革命、E朝鮮統治、F日露関係、G大東文化協会、H日独関係、I満蒙問題、J満洲事変、K論文、L射山会、M新聞切抜、N論説、O礼状、P草稿、Q原稿、R国内政治、S雑書簡、T雑書簡、U日誌、V新聞切抜、W対支意見書、X伝記、Y追加、その他。朝鮮・中国を主とする対外問題関係、対外硬派運動、立憲政友会関係の資料など、内容は多様。

<第2次受入分>日記(昭和8年)・手帳・小川平吉宛葉書・自筆の詩/小川平吉著作などの印刷物/写真類(肖像写真や各種集合写真など)/新聞類(『日本』多数)/私鉄疑獄公判筆記資料などから成る。

整理の方法

第2次受入分は2001番より開始。

検索手段
複製

資料番号1~1093はマイクロフィルム(61巻)で閲覧。

関連文献
【資料紹介】
伊藤隆「小川平吉の軌跡.『関係文書』刊行によせて」『信濃毎日新聞』1973.4.21~26
「東大社会科学研究所と『小川平吉関係文書』」『日本近代史 研究と教育』伊藤隆、1993
小宮一夫「小川平吉」『近現代日本人物史料情報辞典』第2巻、吉川弘文館、2005
【資料集(翻刻)】
『小川平吉関係文書』全2冊、小川平吉文書研究会編、みすず書房、1973(当資料群中より政治的に重要と思われる資料を抽出。第1巻:日記、小川が記した諸事件等の顛末・経過書、田中内閣の鉄相時代の文書類。第2巻:小川宛書簡、小川発信書簡(草稿)、意見書・報告書。第1巻には伊藤隆「小川平吉小伝並に主要文書解題」も収録)