扇一登関係文書
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憲政資料室 作成
- 受入事項
- 所蔵
- 資料形態
- 原資料
- 数量
- 1,460点
- 書架延長
- 3.1m
- 旧蔵者
- 扇一登 (おうぎかずと)
- 旧蔵者生没年
- 1901-2004
- 旧蔵者出身地
- 広島
- 旧蔵者履歴
- 1901.5.24広島生まれ。1923.7海軍兵学校卒業(51期)、1926.12海軍中尉、1928.12海軍大尉、1930.1「綾波」艤装員、同年5月同艦航海長兼分隊長(第2艦隊)、1931.5第2艦隊参謀兼副官として旗艦「妙高」乗組、その後旗艦「鳥海」に転乗、1933.6特別大演習審判補佐官、1934.7海軍大学校卒業(32期)、「出雲」航海長兼分隊長、「磐手」航海長兼分隊長を歴任、1935.10連合艦隊司令部附、連合艦隊参謀兼副官第1艦隊副官、1936.12軍令部出仕兼第1部員、対南洋方策研究委員会委員、1937.4軍令部部員、兼補参謀本部部員、1937.10兼補海軍省出仕、内閣情報部情報官、1937.11中華民国出張、大本営海軍参謀兼海軍報道部部員、参謀部第1部兼報道部第1課、1938.12第5艦隊参謀、1939.7軍令部出仕兼支那方面艦隊司令部付第3艦隊司令部附上海在勤海軍武官府付、1940.4中華民国派遣特命全権大使随員、1940.6国民政府軍事委員会顧問、1940.11海軍中佐、1941.1海軍省調査課課員兼軍務局局員、第2課勤務、1941.11対南洋方策研究委員会委員、1941.12南方政務部部員、1943.10ドイツ駐在、1944.7ドイツ在勤大使館付武官、1944.10海軍大佐、1945.4 スウェーデン在勤公使館付武官、1946.3 予備役、第2復員省人事局、1946.6~47.4復員庁第2復員局総務部、1952.6扇矢資材株式会社創立、1995.11 扇矢資材株式会社終業、2004.1死去。
- 受入
- 2006年9月、個人より寄贈、2006年10月28日公開。
- 主な内容
- 1940年代~90年代の資料。「日記」など一部を除き、ほとんどが戦後の資料。分量の大半を占める「海軍関係資料」には、「反省会」をはじめ、「五一会」「霞会・南政会」「高木会」「松前文庫」「水交会」「東郷会」など、扇一登が戦後に所属した各種団体関係の資料や、扇一登の経歴に関する資料などが含まれる。その他、扇一登が戦後経営した扇矢資材関係資料、日記・手帳類、自筆メモ・原稿類、新聞雑誌記事の切抜などがある。特に「反省会」関係の資料群の中には、扇自身の手稿をはじめ会の具体的な活動内容を示す資料が多く含まれている。
この他、「小野寺和平工作」「戦争指導史研究」関係、また、扇一登の伝記(未完)を執筆していた藤岡泰周氏の旧蔵資料(伝記原稿および執筆参考資料)なども比較的まとまって残される。 - 整理の方法
- 目録の作成は、政策研究大学院大学情報センター作成の資料リストを再編することにより行った。
- 検索手段
- 関連文献
- 【資料紹介】
- 鈴木宏宗「扇一登日記」『国立国会図書館月報』555、2007.6
- 【その他著作】
- 扇一登(聞き手:伊藤隆)「ドイツへの潜航一万五千カイリ」『中央公論 歴史と人物』72、1977.8
『扇一登(元海軍大佐)オーラルヒストリー オーラル・メソッドによる政策の基礎研究 C.O.E.オーラル・政策研究プロジェクト』御厨貴・政策研究大学院大学、2003