内田良平関係文書

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憲政資料室 作成

受入事項
所蔵
資料形態
原資料
数量
372点
書架延長
1.7m
旧蔵者
内田良平 (うちだりょうへい)
旧蔵者生没年
1874-1937
旧蔵者出身地
福岡
旧蔵者履歴
1874.2.11福岡生まれ。1885当仁小学校卒、1885-1887那珂郡郡役所給士、1889柔術道場「天真館」創設、1891赤池炭坑売勘場監督、1892上京、東洋語学校入学(ロシア語)、1894.5-8朝鮮に渡り、「天佑侠」組織、1895.8-896.1沿海州・中国視察、1899.8-1900.1ウラジオストク在留、1901.2黒龍会主幹(-1936)、1901.9日露協会創立、幹事、1905.12統監府嘱託(-1909.2)、1906.10一進会顧問、1909.11朝鮮同志会結成、1913.7「対支聯合会」を組織、1923.3対支国民同盟会結成、1925.4-5拘引、1926.9地裁で無罪判決、1928.4養正義塾開校、塾長、1929.11海軍軍縮国民同志会(1930.11解散)組織、1931.6大日本生産党総裁(-1937.7)、1934.7昭和神聖会副統監(-1935.12)、1937.7.26死去。
受入
2008年11月古書店より購入、2010年9月公開
主な内容
当関係文書中の主な史料は、内田良平文書研究会編『内田良平関係文書』全11巻に掲載されている。また韓国併合(日韓合邦)時の史料の一部が葛生能久『日韓合邦秘史』上・下巻で引用されている。書簡は韓国併合関係が中心である。日本側では杉山茂丸・武田範之・菊池忠三郎、韓国側では一進会の李容九・宋秉畯といった日韓合邦運動に関わった人物からの書簡が多い。電報は韓国併合・辛亥革命に関係するものである。書類は大正前期まで、韓国併合や辛亥革命など大陸問題に関するものが中心となる。大正後期以降になると、普通選挙・軍縮への批判など国内問題に関係する資料が多くなる。その他著作・自伝やそれらの原稿がある。
検索手段
関連資料の所在
太田耕造文庫(亜細亜大学図書館)に、内田良平の資料あり。
関連文献
【資料紹介】
波多野勝「内田良平」『近現代日本人物史料情報辞典』、吉川弘文館、2004(「近現代史の人物史料情報」『日本歴史』771、2012.8に追加情報あり)
【資料集(翻刻)】
内田良平文書研究会編『内田良平関係文書』全11巻、芙蓉書房出版、1994
【伝記】
黒龍倶楽部編『国士内田良平伝』、黒龍倶楽部、1967
内田良平『硬石五拾年譜』、葦書房、1978
【その他著作】
葛生能久『日韓合邦秘史』上・下巻、黒龍会出版部、1930(『明治百年史叢書』原書房、1966で復刻)