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Complete Records of Mission of General Marshall to China, Dec. 1945 to Jan. 1947. LOT File(54 D 270)

更新
憲政資料室 作成

資料群名(日本語)
訪中マーシャル使節団文書
請求記号
GMC-1
資料形態
マイクロフィルム
数量
50巻
主言語
英語
主な内容
55のボックスからなり、1~18は陸軍省文書、19~30は政治的事項に関する国務省マーシャル使節文書、31~48は軍事的事項に関する国務省マーシャル使節文書、49~53は国務省極東局中国課文書、54はジョン・カーター・ヴィンセント文書、55はマーシャル報告。このうち、陸軍省文書は1947年4月に国務省に引き継がれたもの。
文書の内容は、ワシントンとの間の電信、書簡(周恩来、蒋介石、ほか)、会談記録、会議議事録、ほか。
旧蔵機関名
Department of State
歴史
1945年11月27日、トルーマン大統領は、駐中国大使パトリック・ハーレイ少将(Patrick J. Hurley)の突然の辞任表明の報を受けて、ジョージ・C・マーシャル(George C. Marshall)を中国への大統領特使に任命した。マーシャルの任務は、中国における国民党と共産党との対立による内戦状況に対し、中国での主要な政治勢力の代表を集めた全国会議を開催し、連合政府を樹立し、同時に特に北部での内戦の終結を説得するよう努めることであった。マーシャルは12月に中国に赴任した。
当初マーシャルの工作は成功し、1946年1月7日にはマーシャル、周恩来、張群からなる軍事三人小組が発足、10日には停戦が実現し、2月25日には国共両軍を廃止して単一の軍事組織を作ることで双方が合意に達した。しかし、国共間の軋轢は増していき、1946年6月30日内戦が再開した。その後数か月協議は続けられたが、実を結ぶことはなく、1947年1月7日マーシャルは中国を離れた。
ジョージ・C・マーシャル(1880−1959)は、1939.9~1945.11陸軍参謀総長、1944.12陸軍元帥、1945.11~1947.1大使待遇の中国への大統領特使、1947.1~1949.1国務長官、1950.9~1951.9国防長官、1953ノーベル平和賞受賞。
原所蔵機関
米国国立公文書館(RG59)
受入
この文書はScholarly Resources 社がマイクロフィルム化して市販している。当館では、1987年度に購入した。
検索手段
マイクロフィルム付属の目録(憲政資料室内備付冊子目録)
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