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Confidential U.S. State Department Special Files, Korea, 1950-1957

更新
憲政資料室 作成

資料群名(日本語)

国務省 ロト・ファイル:韓国

請求記号

YE-111

資料形態

マイクロフィルム

数量

11巻

主言語

英語

主な内容

以下の2種類のファイルから構成されている。

55-D-128: Records of the Bureau of Far Eastern Affairs, Records relating to the Korean War, 1950-1952 朝鮮戦争に関する極東局文書
停戦に関する黒書 Vols. I-XXVI [停戦交渉記録、最高機密文書リスト]、ほか。
58-D-643 and 59-D-407: Records of the Office of Northeast Asian Affairs (Korea), 1952-1957 北東アジア部文書(韓国)
米韓関係、1955年ワシントンでの米韓会談議事録、捕虜問題、中立国監視委員会(NNSC)関係、停戦協定関係、ほか。
旧蔵機関名

Office of Northeast Asian Affairs, Department of State

歴史

1944年1月の国務省の機構改革により、それまで極東に関する事項を担当していた極東局 Division of Far Eastern Affairs が Office of Far Eastern Affairs になり、その下に日本に関する事項を担当する日本部(Division of Japanese Affairs)が設置された。1947年2月に政治的事項を担当していた日本部と経済的事項を担当していた日本・朝鮮経済部(Division of Japan and Korean Economic Affairs)を統合した北東アジア部(Division of Northeast Asian Affairs)が設置された。1950年、極東局(Office of Far Eastern Affairs)は国務次官補付きの極東局(Bureau of Far Eastern Affairs Office)になり、北東アジア部 Division of Northeast Asian Affairs は Office of Northeast Asian Affairs になった。
1950年6月の朝鮮戦争勃発時、極東局の陣容は、極東担当国務次官補ラスク(Dean Rusk)、極東局北東アジア部長アリソン(John Allison)、同部次長ジョンソン(U. Alexis Johnson)であり、アリソンはダレス(John Foster Dulles)の補佐として対日講和条約に専念しており、朝鮮戦争への対応はラスクとジョンソンが中心となった。ラスクがロックフェラー財団理事長就任のため、1952年1月、国務次官補から最後の仕事としての日米行政協定締結交渉のための大統領特別代理に転じた後は、ジョンソンがもっぱら朝鮮問題を担当し、それ以外の事項をアリソン(ラスク転任により国務次官補代理、1952年2月国務次官補)が担当した。
ジョンソンは、戦前期に京城・天津に勤務、1945年9月再来日、1946年4月領事・横浜在勤、1947年横浜総領事、1949年国務省極東局北東アジア部次長、1951年同部長、1951-1953年極東問題担当国務次席次官補、1961-1964年ラスク国務長官の下での国務次席次官、1966駐日大使、1969国務政務次官。

原所蔵機関

米国国立公文書館所蔵(RG 59)

受入

この文書はUniversity Publications of America 社がマイクロフィルム化して市販している。当館では、1994年度に購入した。

検索手段

マイクロフィルム付属の目録(憲政資料室内備付冊子目録)
※ProQuest社のサイトに目録のPDFファイル(1.0MB)外部サイトが掲載されている。

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