新暦と旧暦を対照できる資料を調べる
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科学技術・経済情報室 作成
新暦と旧暦を対照できる資料には、以下のようなものがあります。
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1. 参考図書
新暦と旧暦を対照できる資料(表)は、暦日表や対照表と呼ばれることがあります。
- 『日本暦日総覧 : 具注暦篇 古代前期』(本の友社 1994.1 【MB96-E16】)
- 『日本暦日総覧 : 具注暦篇 古代中期』(本の友社 1993.4 【MB96-E16】)
- 『日本暦日総覧 : 具注暦篇 古代後期』(本の友社 1992.11 【MB96-E16】)
- 『日本暦日総覧 : 具注暦篇 中世前期』(本の友社 1992.5 【MB96-E16】)
- 『日本暦日総覧 : 具注暦篇 中世後期』(本の友社 1995.2 【MB96-E16】)
古代前期(6・7世紀)、古代中期(8・9世紀)、古代後期(10・11世紀)、中世前期(12・13世紀)、中世後期(14・15世紀)から構成されている全20冊(各時代4分冊)の資料です。西暦501年から1500年までの日付、干支、納音、十二直、七曜、二十四節気、七十二侯、日遊神の方位、暦注、雑注表参照番号、ユリウス通日、太陽暦の年月日を表にまとめています。各月の冒頭に元号、月、月の大小、月建記事を、年の初めのページにその年の干支、年間日数、各月の大小、月建記事を記載しています。各巻の表紙裏には、「元号・西暦対照表(50音順、西暦年順)」、各巻末に雑注表(日の干支に対応する吉事など)、日食表・月食表があります。また、中世前期第1分冊に、中世前期4冊分の正誤表を付します。 - 『20世紀暦 : 曜日・干支・九星・旧暦・六曜』(日外アソシエーツ 1998.11 【MB95-G7】)
- 『21世紀暦 : 曜日・干支・九星・旧暦・六曜』(日外アソシエーツ 2000.10 【MB95-G15】)
『20世紀暦』は1873年から2000年までの、『21世紀暦』は2001年から2100年までの新暦から、日干支、日九星、旧暦月日、六曜が分かります。 また、新暦の年干支、年九星、月干支、月九星、七曜の記載もあります。各年の初めには、著名人の生誕・年忌などの一覧(『21世紀暦』のみ)が、終わりには、その年の祝祭日、二十四節気、雑節、主な事件・出来事、亡くなった著名人の一覧(『21世紀暦』は二十四節気と雑節のみ)があります。各巻末の「解説」では、参考資料により日付が異なる雑節や、計算値の誤差などにより暦が異なる可能性があるものについて記述しています。 - 『暦日大鑑 : 明治改暦1873~2100年 新旧暦・干支九星六曜対照』(新人物往来社 1994.2 【MB96-E21】)
西紀1873年(明治6年)から2050年までは、新暦から、日干支、日九星、旧暦月日、六曜(旧暦)が分かります。また、その年の年干支、年九星、月干支、月九星、1月1日のユリウス通日、二十四節気の日時などの記載もあります。西紀2051~2072年は、年干支、年九星、1月1日のユリウス通日、月干支、月九星、各月1日の干支・九星、節入の日時などを、西紀2073~2100年は、年干支、年九星、月干支、月九星、各月1日の干支、節入の日時などを表にまとめています。 - 『和洋暦換算事典』(新人物往来社 1992.9 【MB95-E11】)*
天正10年(1582年)から明治5年(1872年)までの旧暦から、新暦(グレゴリオ暦)の日付と曜日が分かります。巻末に「西暦換算の日本史年表」(pp.300-390)、「和洋暦換算奇談」(pp.391-413)を掲載しています。 - 『近代陰陽暦対照表』(原書房 1971 【MB96-4】)(国立国会図書館デジタルコレクション:国立国会図書館限定)
元禄13年(1700年)から明治44年(1911年)までの陰暦から、陽暦の日付が分かります。1年ずつ表にまとめられており、各年が皇紀および清朝暦の何年に当たるかも記載しています。 - 『江戸近世暦 : 和暦・西暦・七曜・干支・十二直・納音・二十八〈七〉宿・二十四節気・雑節』(日外アソシエーツ 2018.7 【MB96-L40】)
天正10年(1582年)から明治5年(1872年)までの歴表を収録しています。和暦と西暦を対応させた一覧表に、七曜、日干支、十二直、納音、日宿の記載があります。また、各年の年干支、年宿や、各月の大小、月干支、月宿、二十四節気、雑節のほか、頒歴における日食・月食の予報日なども分かります。 - 『日本陰陽暦日対照表 上巻』(ニットー 1991 【MB95-E10】)
- 『日本陰陽暦日対照表 下巻』(ニットー 1993 【MB95-E10】)
允恭34年(445年)から明治5年(1872年)までの旧暦から、ユリウス暦とグレゴリオ暦の日付が分かります。上巻に445~1100年、下巻に1101~1872年を収録しています。下巻の巻末に、「日本暦日原典(内田正男編集)の註記集」、「西暦・日本暦年 対照表」(神武元年(B.C. 660)から明治5年(1872年)までの西暦、日本紀元、年号、干支などの対照表)、五十音順の元号一覧があります。 - 『暦の百科事典 : 2000年版』(本の友社 1999.11 【MB95-G13】)*
暦に関する基礎知識について解説した資料です。「第一篇 暦への招待」、「第二篇 世界の暦」、「第三篇 日本の暦」、「第四篇 暦とその周辺」、「第五篇 暦を理解するための手引き」、「第六篇 古暦の読み方と暦注早わかり事典」、「資料篇 暦便覧」から構成されています。
資料篇では、「暦法5000史年表」、「新旧暦月日対照表」などを掲載しています。「新旧暦月日対照表」は第1部と第2部に分かれており、「新旧暦月日対照表 第1部 推古天皇(593年)から明治改暦(1872年)まで」(pp.423-491)では、旧暦の各月1日が新暦(グレゴリオ太陽暦)では何月何日にあたるかについて、表にまとめています。また、年干支、年号、旧暦1月1日の干支、旧暦の年日数なども記載しています。「新旧暦月日対照表 第2部 明治改暦1873年より西暦2100年まで」(pp.410-422)では、新暦の各月1日が旧暦では何月何日にあたるかについて、表にまとめています。また、年干支、年号、新暦1月1日の干支なども記載しています。巻末には年号索引と事項索引があります。 - 『古代中世暦 : 和暦・ユリウス暦月日対照表』(日外アソシエーツ 2006.9 【MB96-H35】)
推古天皇元年(593年)から天正10年(1582年)までの和暦から、ユリウス暦の月日、日干支などを対照できます。1年ずつ表にまとめており、表の上部に和暦年、改元前の年号、ユリウス暦年、年干支、改元日、下部に二十四節気と日付を掲載しています。表紙裏に「年号一覧(時代順)」を、裏表紙の裏に「年号一覧(五十音順)」を掲載しており、それぞれ本書収録年号の掲載開始ページを示しています。巻末には解説があります。
2. インターネット情報源
- 生活や実務に役立つ高精度計算サイトke!san「こよみの計算」(カシオ)
生活、学習、仕事、趣味など多くの計算式を集めたポータルサイトです。「こよみの計算」カテゴリでは、暦に関する様々な計算ライブラリを掲載しており、現行月日から、旧暦や六曜、歴注を計算することなどができます。 - 日本の暦日データベース(国立天文台)
神武紀元(-659年)以後の和暦と西暦(1582年10月15日以後はグレゴリオ暦、それより前はユリウス暦)を変換することができます。