ガラスについて調べる
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科学技術・経済情報室 作成
ガラスについて調べるための資料には、以下のようなものがあります。
【 】内は当館請求記号です。
『資料名』(書誌情報)の後ろに*が付いている資料は、国立国会図書館サーチの書誌詳細画面に目次があります。
1. 参考図書・データ集
- 『ガラス工学ハンドブック』(新版 朝倉書店 2025.6 【PA2-R9】)
ガラスの科学・工学の理論から応用まで網羅的に解説した資料です。研究・解析法の発展や、環境・持続性社会を見据えた技術革新なども取り扱っています。
巻末付録に「ガラス化範囲」(多成分融液を冷却する融液法においてガラスとなり得る組成の範囲)、「Appenの表(酸化物モル添加係数)」、「世界の代表的なガラス研究組合およびNPO」(所在国、名称、活動内容、ウェブサイト)などがあります。 - 『ガラスの百科事典』(朝倉書店 2007.10 【PA2-H85】)*
ガラス工学の科学者・技術者、ガラスの歴史・工芸の研究者などを対象に編集された事典です。技術分野では、用途ごと(住居、映像機器、医療器具、自動車、通信機器など)に、ガラスの製造(原料、成形、徐冷、切断など)、ガラスの特性(化学組成、密度、屈折率、熱膨張、光の反射など)が記載されています。工芸分野では、古代から中世における製造技術、ガラス工芸品の写真、出土したガラスの科学分析データなどが記載されています。 - 『トコトンやさしいガラスの本』(新版 日刊工業新聞社 2025.3 【PA241-R2】)
ガラスについてわかりやすく解説した資料です。ガラスの歴史、物理的特徴、応用例(ディスプレイ技術、半導体製造、エネルギー分野など)、未来社会における可能性などについて、図表を用いながら簡潔に解説しています。 - 『ガラス組成データブック. 1991』(日本硝子製品工業会 1991.3 【PA241-E26】)(国立国会図書館デジタルコレクション:館内限定公開)*
様々なガラスを、用途ごとに12種類に分類し(板ガラス、びん・容器用ガラスなど)、化学組成と物性データを記述した資料です。調べることができる物性データは、密度、屈折率、熱膨張係数、ヤング率、誘電率、曲げ強度、硬度、温度特性(ひずみ点、徐冷点、軟化点)などです。 - "Encyclopedia of glass science, technology, history, and culture"(John Wiley & Sons, Inc. [2021] 【PA241-D4】)
ガラスの製造、構造、物理学的性質、輸送特性、化学的性質、光学との関わり、無機ガラスと有機ガラス、環境その他の問題、歴史についてまとめた全2巻の事典です。出版者のホームページで章立てを閲覧できます。2巻の巻末に人名索引と主題索引があります。 - "Springer handbook of glass"(Springer [2019] 【PA241-D1】)
ガラスについて網羅的に記載した資料です。巻末に索引があります。出版社のホームページで目次を閲覧できます。
2. 技術情報
- 『ニューセラミックス・ガラス(ナノマテリアル工学大系;第1巻)』(フジ・テクノシステム 2005.10 【PA235-H57】)*
セラミックスやガラスなどの無機材料に関連するナノテクノロジーについて解説したハンドブックで、要素技術編と実用編から成ります。要素技術編では、ナノマテリアルの材料としての概論にはじまり、ナノ粒子に関する技術、ナノ構造制御やナノ組織形成、ナノマテリアルの物性や機能、ナノ構造の評価や分析、これらに関わる各種機器の原理や技術、ナノ構造デザインについて記述しています。実用編では、材料としてのセラミックスとガラスの構造や特性、微細構造制御、開発状況や実用例などを解説しています。