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ミニガイドNo.22「ハンミョウの見分けかた」

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ミニガイドNo.22「ハンミョウの見分けかた」

資料種別
図書
著者
初宿成彦
出版者
大阪市立自然史博物館
出版年
2017-03-31
資料形態
デジタル
ページ数・大きさ等
-
NDC
-
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資料に関する注記

一般注記:

はじめに ハンミョウは山道や砂地の上で、飛びまわったり走ったりする、美しくてかっこいい小さな甲虫です。漢字では「斑猫」と書きます。もともと中国では、毒のあるツチハンミョウ科の甲虫をさす言葉でしたが、日本にこの言葉が渡来するときに、間違って伝わってしまったといわれています。中国ではもちろん斑猫とは呼...

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デジタル

資料種別
図書
著者・編者
初宿成彦
著者標目
出版年月日等
2017-03-31
出版年(W3CDTF)
2017-03-31
本文の言語コード
jpn
対象利用者
一般
一般注記
はじめに ハンミョウは山道や砂地の上で、飛びまわったり走ったりする、美しくてかっこいい小さな甲虫です。漢字では「斑猫」と書きます。もともと中国では、毒のあるツチハンミョウ科の甲虫をさす言葉でしたが、日本にこの言葉が渡来するときに、間違って伝わってしまったといわれています。中国ではもちろん斑猫とは呼ばず、黄色と黒の模様から「虎甲」と呼ばれています。英語でも「タイガー・ビートル」(tiger beetle)と呼ばれています。 ハンミョウは日本に24種が知られています。いずれも肉食で、地表でアリなどの小動物を襲って食べます。幼虫も肉食ですが、地面に小さな穴を掘って、その入口で他の小動物を待ち伏せします。種類によって、だいたいすんでいる場所が決まっています。山道や河原でよく見られますが、海岸の砂浜にすむ種類の中には、人間による自然の改変によって、絶滅にひんしている種類がいくつかあります。 この本では、本州にすむ16種とそれらの見分け方、また、大阪で分布が確認されているところについて、くわしく紹介しています。この本をきっかけに、これらの昆虫に興味をもち、また自然環境について考えていただく機会になれば、と願っています。 この本を作るにあたり、堀道雄さん、芦田久さんには原稿をお読みいただき、いろいろご指摘いただきました。室内実習「ハンミョウの見分け方」(2007年2月18日開催)の参加者のみなさんには、実際に標本を見ながら使っていただき、わかりにくい点など教えていただきました。博物館内のスタッフのみなさんには、誤植や構成のアドバイスなどをしてただきました。記して御礼申し上げます。 目次 はじめに この本の使い方 <カラー口絵>  ハンミョウのいるところ  ハンミョウの見分け方  (絵解き検索) <種類の説明>  1.トウキョウヒメハンミョウ  2.エリザハンミョウ  3.コハンミョウ  4.ヨドシロヘリハンミョウ  5.シロヘリハンミョウ  6.ミヤマハンミョウ  7.アイヌハンミョウ  8.コニワハンミョウ  9.ルイスハンミョウ  10.マガタマハンミョウ  11.ニワハンミョウ  12.ナミハンミョウ  13.ホソハンミョウ  14.ハラビロハンミョウ  15.イカリモンハンミョウ  16.カワラハンミョウ <データ>  引用文献  大阪のハンミョウ・未発表データ