大手町遺跡（小倉城外堀跡）

資料種別: 文書・図像類

著者: 前田,義人

出版者: (財)北九州市芸術文化振興財団　埋蔵文化財調査室

出版年: 2007-03-30

資料形態: 紙

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

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資料に関する注記

一般注記：: [大手町遺跡（小倉城外堀跡）要約] 本遺跡は紫川西岸の南北に延びる勝山丘陵頂部、標高12mに立地する。近世小倉城の清水口門から、篠崎口門間の総構に伴う堀にあたる。戦前の陸軍施設小倉工廠により、遺構は深いものを除き削平され、遺存していないと考えられていた地域であった。調査の結果、旧地形の遺存する地点...

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資料種別: 文書・図像類
タイトル: 大手町遺跡（小倉城外堀跡）
著者・編者: 前田,義人
著者標目: 前田,義人
出版事項: (財)北九州市芸術文化振興財団　埋蔵文化財調査室
出版年月日等: 2007-03-30
出版年（W3CDTF）: 2007-03-30
並列タイトル等: おおてまちいせき（こくらじょうそとぼりあと）
商業施設建設に伴う埋蔵文化財調査報告
タイトル（掲載誌）: 北九州市埋蔵文化財調査報告書
巻号年月日等（掲載誌）: 372
掲載巻: 372
本文の言語コード: und
対象利用者: 一般
一般注記: [大手町遺跡（小倉城外堀跡）要約] 本遺跡は紫川西岸の南北に延びる勝山丘陵頂部、標高12mに立地する。近世小倉城の清水口門から、篠崎口門間の総構に伴う堀にあたる。戦前の陸軍施設小倉工廠により、遺構は深いものを除き削平され、遺存していないと考えられていた地域であった。調査の結果、旧地形の遺存する地点が存在することが確認され、古墳時代から中世の遺物包含層が確認された。堀の調査では、関東の後北条氏の築城技術といわれる障子堀が、九州で初めて検出された。堀は絵図のとおり、8間から10間の幅であり、深さ4間以上を確認したが、堀床に岩盤（大辻砂岩）を掘り残し、堀障子（仕切り）を設けていた。堀障子間の竪穴から上級武士階級の所有物である武器類、調度品が出土したが、その中に桐紋のついた真鍮製の南蛮式火縄銃部品がある。城外に拡がる町屋の調査では、溝、通り、井戸、土坑や建物敷地が確認された。
DOI: 10.24484/sitereports.24735
関連情報（NCID）: BA82857644
https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA82857644
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧