京都府遺跡調査報告集 第173冊

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 京都府遺跡調査報告集 第173冊
• 著者・編者: 筒井,崇史; 高野,陽子; 関広,尚世; 福山,博章; 黒坪,一樹; 増田,富士雄; 桐井,理揮
• 著者標目: 筒井,崇史; 高野,陽子; 関広,尚世; 福山,博章; 黒坪,一樹; 増田,富士雄; 桐井,理揮
• 出版事項: 公益財団法人京都府埋蔵文化財調査研究センタ−
• 出版年月日等: 2018-03-31
• 出版年（W3CDTF）: 2018-03-31
• 並列タイトル等: きょうとふいせきちょうさほうこくしゅう; 新名神高速道路整備事業関係遺跡平成24〜26年度発掘調査報告
• タイトル（掲載誌）: 京都府遺跡調査報告集
• 巻号年月日等（掲載誌）: 173
• 掲載巻: 173
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: [下水主遺跡・ 要約] 中世の島畑の下層で、古墳時代後期〜飛鳥時代の柱穴群や井戸、弥生時代の土坑・溝などを検出した。弥生時代の溝は、後期から古墳時代前期までの遺物が各層から出土し、長期間にわたって使用されたことがわかった。溝の岸には杭で護岸されていたり、再掘削されていたりしており、人間の手が加えられていることが覗われる。このような溝の規模は、幅10.5 〜 13.7ｍを測ることや、埋土に木津川由来の砂層が認められることから、木津川に通じる水路と判断されるものである。東海系を主体とする外来の土器が多く出土することから、水運を利用した東海地域との関係性を示すものと考えられる。古墳時代前期には溝の埋積が進み、水路の機能はすでに失われたが、穿孔された土器や赤彩された土器や、舟形木製品・陽物形木製品などの祭祀具が含まれており、水辺の祭祀が執り行われたものと判断される。
• DOI: 10.24484/sitereports.28189
• 一次資料へのリンクURL: http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/59/59925/28189_1_%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%BA%9C%E9%81%BA%E8%B7%A1%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%A0%B1%E5%91%8A%E9%9B%86%E7%AC%AC173%E5%86%8A.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 関連情報（NCID）: BA86283401; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA86283401
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧